フェルナンド・アロンソは、ミハエル・シューマッハが圧倒的な強さを誇っていたF1キャリアの初期段階でも、自身の能力を疑ったことは一度もなかったと明かした。アロンソがミナルディからデビューしたのは2001年のことで、この年はシューマッハがフェラーリで4度目のタイトルを獲得した年だった。
2005年にアロンソはルノーで初タイトルを獲得し、シューマッハを退けた。その後、アロンソとシューマッハは2006年のタイトルをめぐって直接対決し、アロンソが頂点に立った。そのシーズン限りでF1から引退したシューマッハが、アロンソに引導を渡されたのは明らかだった。シューマッハはその後、2010年にニコ・ロズベルグのチームメイトとしてメルセデスでF1復帰するが、現代のF1に適応することはなかった。High Performance Podcastの最新エピソードに登場したアロンソは、特にF1の初期段階に「自分自身に疑問を抱いたことがあるか」と尋ねられた。「僕がF1にたどり着いたとき、ミハエルがこのスポーツを支配していたけど、ある意味、僕は彼より遅いとは思っていなかった」とアロンソは語った。「もしかしたら、それはF1への単なる神風的なアプローチであり、僕のキャリアの始まりだったのかもしれないけど、同じクルマを持っていれば、いつか彼に挑戦できると信じていた」「これまでの私のキャリアはすべてそうやって進んできた」