フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンF1が最近のレースで直接のライバルであるマクラーレンに遅れをとっていることを認め、その理由を理解する必要があると語った。アロンソは土曜日に行われたイギリスGPの予選を9番手という今季ワーストの成績で終えた。予選序盤は0.02秒の僅差でQ2進出を果たすなど、アストンマーティンF1のドライバーにとって状況は暗かった。
アロンソはトップ10入りを果たしたことでマシンから最大限の力を引き出せたと考えているようだが、41歳のアロンソは同じような特性を持つ最近の3つのサーキットがアストンマーティンのAMR23にとって好ましいものではなかったと指摘していた。「もちろん、9番手から12番手の間には決して満足できない。チームにとってこれまでで最も強力な予選ではなかったと思うが、どこをもう少し改善できるかを見極めるのは難しい」とアロンソは認めた。「たぶん0.1秒か0.15秒だ。でも8番手やそれ以上は無理だった」「予選では競争力のないサーキットがいくつかあった。理解し、作業を続ける必要がある」「バルセロナ、オーストリア、シルバーストーン、この3つのサーキットはトラック特性が少し似ている。だから、それを理解する必要がある」アストンマーティンは、予選ではこれまでもフェラーリとメルセデスという直接のライバルに差をつけられたが、アロンソは土曜日にレッドブルに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”だったマクラーレンも今や侮れない存在になっていると指摘した。「彼らはとても速かった」とアロンソは元所属チームについて語った。「彼らは今のポジションに値する。これは催事のようなものではない。彼らは速く、成長してきた。だから、だから、彼らには満足している」「昨年、マクラーレンはオーストリアとシルバーストーンでとても速かった。彼らはチャンピオンシップではそこそこだったけど、今年は特定のサーキットでも速い」アロンソは、アストンマーティンが月末のF1夏休みを利用して、2023年シーズンの後半に向けて「リセット」すべきだと示唆した。「ブダペストとスパを終えてリセットし、自分たちがどの位置にいるのかを確認する必要がある」
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