フェルナンド・アロンソが、フェラーリでの初テストを終えた感想を語った。フェルナンド、初日、初テストはどうでしたか?マシンの第一印象はいかがですか?いい感じだよ。僕にとって、フェラーリでの初めてとなる重要な一日だった。今朝や昨晩はとても感情的になったよ。周回数でもトラック時間的にも一日を最大限に使えたと思うし、感覚はいいね。マシンの中では、シート、ペダル、ステアリングホイール、ヘルメットなど多くのことを調整した。僕にとって新しいブランドだからね。
ブレンボブレーキで走ったことがなかったので、それも初めての経験だった。多くのことに対応して、多くのことをチェックしたけど、初日2日間のフェリペの仕事のおかげで、マシンには良いペースがあった。セットアップやクルマに時間をとられることがなかったので、本当に大きな助けになった。フェリペのセットアップは午前中に走行を続けるのに十分良かったので、ただマシンに慣れることに集中できた。4万人くらいの観客がいましたね。どのような気持ちでしたか?とても良い気分だったよ。今日は休日でも週末でもない平日なのに、みんなチーム、僕を応援してF1を楽しむためにここにきてくれた。前にも言ったけど、スペインでのF1はここ5〜6年なので新しい。だから、ファンの応援をとても誇りに思っているし、彼らが一日を楽しんでくれて、応援を続けてくれることを願っている。バレンシアでの2月3日、8時間の走行、113周。ドライバーとして最高だよ。フェラーリの特別な雰囲気を感じましたか?そうだね。フェラーリでの初日からあったよ。何度も繰り返しているけど、ここの感覚、雰囲気、みんなの情熱は素晴らしい。ガレージにいて、メカニックのみんなとイタリア語で話すのは最高だよ。ユーモアのセンスがスペインととても似ているので、これまでとっても楽しいよ。人生を楽しんでいる。マクラーレンへの移籍と比較していかがですか?チームに到着するときのモチベーションは多かれ少なかれ似ていた。ビッグチームへの到着だしね。でも、正直なところ、マクラーレンは文化や特性は同じでは違ったので、すこし冷たい感じがしたかな。でも、彼らも非常にプロフェッショナルだった。ある意味、クルマが速ければ快適なんだ。でも、ここはもう少し、少なくとも僕にとってフェラーリは非常に特別なんだ。今日は、ミハエル・シューマッハやジェンソン・バトンのような他のワールドチャンピオンとのトラック共有を楽しみましたか?そうだね。良い偶然だったし、今年はルイスとともに4人いることいなる。ファンや僕たちにとっても非常に面白いチャンピオンシップになるだろうね。2人のイギリス人がいるマクラーレン、2人のドイツ人がいるメルセデス、2人のラテン系がいるフェラーリ。ファンも何種類かにわかれるだろうね。スペインでの期待は高いです。そうだね。期待はいつだって高いし、確かにフェラーリの人達は僕たちに多くの期待をしているけど、今年言ったように僕たちは全力を尽くして、競争力をつけて、プロフェッショナルに徹して、速くなるだけだ。それができれば、みんな満足してくれるともう。残念ながら勝てなかったとしても、それは僕たちが100%を尽くさなかったのではない。他が良い仕事をしたということになるだろう。多くの人が、フェラーリを打ち負かすためのチームとしてこのテストを離れると思っています。それには同意しますか?いいや、そうは思わない。まだ初日だし、今も言ったように少なくとも僕にとってのプライオリティは完全に快適になることだ。発見することはたくさんあるし、学ぶこともたくさんある。僕たちが3日間でトップに立ったとしても、燃料搭載量などが関係していると思うし、もしくは本当に僕たちに競争力があるのかもしれない。でも、競争力をつけるには確実に多くのラップを重ねる必要があるし、マシンが強くて、全てのグランプリでフィニッシュできなければならない。クルマを強くしなければならないし、バーレーンや最後のヘレステストまで僕たちはパフォーマンスは求めないと思う。でも、最初の感覚は良いものでしたよね?第一印象はいいね。去年もとてもよかったけど、よくQ3を逃すことがあった。だから、とても慎重になっているよ。良い初日だったけど、フェリペの初日2日間の走行のおかげでマシンが非常に運転しやすいことがわかったし、彼からのインフォメーションは助けになった。初日や2日目に走っていたら、もっと難しかっただろうね。関連:F1バレンシア合同テスト最終日:フェルナンド・アロンソがトップタイム- 2010年2月3日