フェルナンド・アロンソは、セバスチャン・ベッテルのことを好きではないというのは事実ではないと語る。F1ハンガリーGPのレース後のトップ3記者会見では、フェルナンド・アロンソのF1復帰についての質問がなされた。フェラーリ加入の可能性について聞かれたセバスチャン・ベッテルは「彼は僕のことをあまり好きではないと思うよ」とコメントした。
だが、フェルナンド・アロンソは、それを否定する。「その話は聞いたけど、まったく真実ではない。彼がそんな風に考えているんだとしたら申し訳ないね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕たちは常にお互いのことをリスペクトして、とても楽しい関係を築いてきた。たぶん、その状況は報道機関のせいかもしれない。でも、僕はそれは逆だと繰り返たい」だが、フェルナンド・アロンソにF1のトップチームがほとんど関心を示さないのは、アロンソの有名な気まぐれな性格が理由だと考えられている。「僕と一緒に働いた人はいつも反対のメッセージをくれているけど、そのメッセージをあまりうまく売ることができてないのかもしれないね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕は自分が走ったどのチームでも毎日、毎周、全力を尽くしてきた。僕がルノーで走って、彼らのところに復帰したのがその最高の証拠だ。マクラーレンでも走って、復帰しているしね」フェルナンド・アロンソは、3回目のF1ワールドチャンピオンを獲得せずに引退することになっても悔いはないと語る。「僕がF1で抱いた夢のすべてを実現できたのは素晴らしい幸運だった。実際、僕が夢見ていた以上のものだった」フェルナンド・アロンソは、F1外のカテゴリーでも自分がベストであることを示すことが新しい目標だとし、次のチャレンジは“数ヶ月間それに専念しなければならないだろう”と明かした。次はダカールラリー参戦も噂されているフェルナンド・アロンソは「簡単なものならば楽しくないだろうね」と語った。