フェルナンド・アロンソは、来年自分がF1グリッドに並んでいないことをどのように感じるかは現時点では想像できないと語る。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、今週末のF1アブダビGPで17年間のF1キャリアに一旦終止符を打つ。来季はトヨタとのFIA 世界耐久選手権(WEC)、そして、マクラーレンとのインディ500参戦以外は現時点で活動予定は明らかにしていない。
これまで、F1からの“引退”を示唆しつつ、2020年の“復帰”を匂わせたりとどっちつかずの発言をしてきたフェルナンド・アロンソだが、実際のところはF1を離れてみなければどう感じるかはわからないというのが本音のようだ。「現時点では復帰は考えにくいけど、ドアを閉ざされていない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「第一の理由は、来年自分がどのような気持ちになっているかわからないからだ。僕は人生の全体でF1をやってきたからね」「来年の4月か5月くらいにソファーで耐えられなくなって、どうにかして戻ってくる方法を見つけるかもしれない。でも、今はそうは考えていない。もっと自分自身について考えている」「復帰するのに何か具体的なこと、方針、これが起こらなければならないというものは何もない。来年の中盤に自分がどのように感じているかという部分の方が大きい」一先ず、F1キャリアの終止符となるF1アブダビGPに向けて、フェルナンド・アロンソは2001年のデビュー時に使用していたデザインと現在のデザインをマッシュアップしたスペシャルヘルメットを用意。また、マクラーレンもフェルナンド・アロンソのために故郷アストゥリアス州のブルー、レッド、イエローのラインをあしらったスペシャルカラーのマシンを用意してアロンソの門出を祝う。
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