フェルナンド・アロンソは、2019年にインディカーにフル参戦する計画はないと語った。昨年、フェルナンド・アロンソは、マクラーレンとともにインディ500に挑戦。マクラーレンは、チームとしてインディカーへのフル戦線を検討していたが、10月19日(金)にCEOを務めるザク・ブラウンはフルタイムで参戦する準備はできてないことを明らかにした。
フェルナンド・アロンソは今年8月に2019年のF1世界選手権には参戦しないことを発表。9月にはアラバマのバーバー・モータースポーツパークでアンドレッティ・オートスポーツのテストに参加し、今季型のマシンでロードコースでの走行を行ていた。フェルナンド・アロンソは、2019年はインディ500への参戦しか検討しておらず、マクラーレンの決定は自身の将来には影響を及ぼさないと述べた。「8月からそのことはわかっていたし、数カ月間わかっていたことなので、僕の将来に何の影響も及ぼさない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「9月にインディカーをテストしたのは、クルマがどのような感覚かを知るためのものだった。でも、隠されたアジェンダでもなければ、将来のための他の計画もなかった」「ザクはそれを発表して、それが僕にとって後退を意味すると言ってる記事を読んだけど、そうではない。インディカーへのフル参戦は決して僕の計画にはなかったことだし、僕にとっては何も変わっていない」「来年の僕のプログラムは何か月にもわたってはっきりしていた。でも、僕たちは、物事をまとめ、異なるシリーズ、異なる企業とのグロスオーバーを行う必要がある。それらがまとまれば、発表することができる」「でも、インディカーへのフル参戦は決して選択肢にはならなかった。将来、インディカーで走りたいとは思っているけど、来年ではないのは確かだ」「アメリカで17レースを戦い、ゼロからカテゴリーとトラックを学ぶことになるので、コミットメントと決意が必要になる。それは僕の計画にはない」「ザクはそれはマクラーレンの利益のためだと発表した。いずれにしても、フルシーズン参戦する計画はなかった」フェルナンド・アロンソは、2019年のインディ500への参戦は“現在、評価しているが、決定はしていない”と付け加えた。フェルナンド・アロンソは、キャリアの目標に世界3大レースでの“3冠”を掲げており、モナコGPとル・マン24時間レースを制したことで、残すはインディ500制覇のみとなっている。