フェルナンド・アロンソは、2018年のマクラーレンのパフォーマンス不足に“悲しくなる”と認める。マクラーレンは不遇の3シーズンを過ごしたホンダに三下り半を叩きつけて今年からルノーのF1パワーユニットを搭載。改善は見せているものの、ルノーのエンジンでもストレートでのスピード不足が露呈するなど苦しい戦いを強いられている。
第2戦バーレーンでは、トロロッソ・ホンダが4位入賞というマクラーレン・ホンダのベストリザルトを超える結果を出したことで、フェルナンド・アロンソはマクラーレンがホンダを切ったことを後悔しているのではないかとの見方もある。「1度良い予選やレースをしたチームのことについて話しても意味はない」とフェルナンド・アロンソは Speed Week にコメント。「全ての勝利、全ての表彰台を獲得した後にフェラーリを離れて後悔していないかと質問された。そして、メルセデスが4年間の全てを勝ち取た今、フェラーリについてはもう質問されなくなった。そして、みんなはトロロッソについて聞いてくる」だが、フェルナンド・アロンソはマクラーレンがまだ勝利を手にする準備はできていないと認める。「それは僕たちを悲しくさせている」とフェルナンド・アロンソは El Pais にコメント。「僕たちはマクラーレンの人々に全員が望んでいるような結果を与えることができていない」「僕たちは可能な限りベストな仕事をしているけど、まだ改善する必要がある」マクラーレンは、第5戦F1スペインGPでMCL33にアップグレードの導入を予定。現在のパッケージは昨年の進化版に過ぎず、スペインで導入するパッケージこそが、本来開幕戦で導入される予定だった“本来のMCL33”だと語っている。