フェルナンド・アロンソは、マクラーレンはF1バルセロナ合同テストでトラブルが続発しているにも関わらず、チームは“明日にでもレースをする準備は整っている”と主張。“テスト最終日は必要ないくらい”だと語った。チームメイトのストフェル・バンドーンが走行した前日のテスト初日では、電気系トラブルとハイドロリック系のトラブルでわずか38周の走行に留まったマクラーレン。走行距離不足に陥ったなか、2日目にもトラブルが発生した。
フェルナンド・アロンソが47周を走行中にMCL33にトラブルが発生。エンジン交換を余儀なくされ、6時間以上をガレージで過ごすことになった。最終的に残り13分でコースに復帰して10周のシステムチェックを追加しただけで2日目の走行を終了した。フェルナンド・アロンソは、最終日の金曜日にも走行を予定しているが、マクラーレンはすでにクルマに必要な答えをすべて終えており、ここまで問題に“ストレスを感じていない”と主張した。「もちろん、今日はもっと多くのラップを走れたら良かったけどね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「プログラムは50周より多かったけど、最終的には僕たちはいろいろと発見できた。これもテストの一部だし、メルボルンの10周目にこのようなことが起こらないことを願っている。ある意味、クルマをどんどん強くできているので満足している」「午前中にプログラムの重要な部分は完了することができた。残りの日はロングランをして、もっと情報が必要ではないラップを刻む予定だったので、今日失ったラップについてはそれほどストレスを感じてはない」「おそらく最終日には状況をさらにチェックするために、もう少しラップを重ねて、ロングランを走る必要があるかもしれないけど、冬季テストで必要な根本的な答えという点ではすでに大丈夫だし、全てが揃っている」「最終日は必要ないくらいだ。クルマに乗るし、走るけどね。クルマで新しいことを発見していけることを期待している」フェルナンド・アロンソは、新車MCL33に根本的な問題はなく、チームがここまで見舞われたトラブルはすべて小さなものだと主張した。「クルマで根本的に間違っている部分はないし、全ての問題はコントロールできている。残念ながら、毎日新しい問題が起こってしまっているけど、オーストラリアでは強力なポジションにいられると思う」