フェルナンド・アロンソは、F1外でレースをする計画は増えているものの、最優先はマクラーレンとF1でワールドチャンピオンを獲得することだと語る。昨年、フェルナンド・アロンソはインディ500に参戦するためにF1モナコGPを欠場してモータースポーツ界に衝撃を与えた。
フェルナンド・アロンソは、F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースという“3冠”達成をキャリアの究極の目標に掲げており、今月にはル・マン24時間レースの前哨戦としてデイトナ24時間レースに参戦する。しかし、フェルナンド・アロンソはF1で3度目のF1ワールドチャンピオンを獲得することが1番の焦点だと語る。「もちろん、1番はF1だし、3度目のワールドチャンピオンを獲得するという目標に焦点を当てている」とフェルナンド・アロンソはデイトナ24時間レースの公式テスト“ROAR before the 24”で Speed Week にコメント。「ルノーのパワーユニットによって僕たちは再び上位争いに絡めるはずだ」「でも、F1カレンダーと日程が重ならないクラシックなイベントに参戦する計画もある。今回のレース(デイトナ)は耐久レースへの第一歩だし、もちろん、ル・マンももうひとつの目標のひとつなので楽しめることを願っている」「今年、ル・マンに出場できれば素晴らしいだろうし、来年はインディ500に戻れることを願っている」だが、NASCARに関しては構想には入っていないとフェルナンド・アロンソは語る。「それらのクルマには多くの練習を重ねなければ得られない独特なドライビングスタイルが必要だし、僕にはあまりフリーな週末はない」「でも、ここでの24時間レースの後にNASCARのレースは見るだろう。テレビで見ること、それが僕のNASCARへの唯一のステップだ」とアロンソは微笑んだ。