フェルナンド・アロンソは、デイトナ24時間レースの公式テスト“ROAR before the 24”の初日にユナイテッド・オートスポーツのLMP2カーでデイトナ・インターナショナル・スピードウェイを初体験した。ランド・ノリス、フェル・ハンソンとともにデイトナ24時間レースでユナイテッド・オートスポーツの23号車を走らせるフェルナンド・アロンソは、わずかなラップしか走れなかったが、ポジティブな初日だったと語る。
「残念ながら、午前中は3周だけと短い時間しか走れなかったけど、クルマとスピードウェイのフィーリングを掴むには十分だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「もちろん、ハイバンキングは特別だし、体内が圧縮されて、士官が変化していくのを感じた・・・。とても楽しかったよ。残念ながら、走行時間は多くなかったけど、2回目のセッションではもっと走るつもりだ。ここまではかなりいい感じだ」しかし、フェルナンド・アロンソは、マシンにまだ問題を抱えていると語る。「ここまでで最大のことはシートベルトだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「ひとつを足の間を通すのは知っているよね。もっと長くする必要があるかもしれない・・・。そうだね、そこが把握する必要のある最大のチャレンジだった」フェルナンド・アロンソは、今回のデイトナ24時レースへの参戦が、将来的にル・マン24時間レースへの挑戦にむけて耐久レースをどれくらい楽しめるかを評価する機会でもあると語る。「今回のレースへの参戦は、耐久レースがどのようなもので、自分がどれくらいそのレースを楽しめるかという耐久選手権の第一歩だ。ポジティブな答えが得られるといいね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「デイトナ24時間レースを終えれば、これらの選手権をより理解できるだろう。ル・マン24時間レースと“3冠”はまた別の目標だ」「今年はインディ500には参戦しないので、ル・マン24時間レースに馴染めれば素晴らしいだろうし、翌年は再びインディ500が計画に入ってくるかもしれない」フェルナンド・アロンソは新しい挑戦を習得している段階ではあるが、リジェ JS P217に勝利を争う戦闘力があるならば、もちろん、優勝を目指すと語る。「ゴールはほぼインディ500と同じだ。まず第一に異なるドライビングテクニックを学び、耐久レースの専門家から学び、24時間レースが終わったときにもっと良いドライバーになりたい」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕にとって耐久レースは初めてだし、プロトタイプカーも初めてだ。夜間の走行もそうだし、周りのGTカーと一緒に走るのも初めてだ。なので、たくさんの新しいことがあるし、段階的に進めていく」「かなり大きなチャレンジだけど、まずはそれを楽しみたいと思っている。インディアナポリスで起こったように、チャンスがあって、競争力があると感じれば、勝利を目指していく」夜間での走行の経験がないフェルナンド・アロンソだが、暗闇のなかで走るという挑戦はそれほど心配はしていないものの、最も難しいのは遅いトラフィックを周回遅れにすることだろうと語る。「まだわからないけど、大きな懸念はない。ここのトラックはかなり明るいと思うからね。夜間のトラフィックとGTカー、そして、お互いをどのように理解していくかが僕にとっては一番のチャレンジになるだろう。ここでは12時間くらい夜間での走行があるので、そこを理解していきたい」