フェルナンド・アロンソが、7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハに深い敬意を表した。ルノー時代の2005年と2006年にミハエル・シューマッハ(当時フェラーリ))を倒してF1ワールドチャンピオンを2連覇したフェルナンド・アロンソは、シューマッハは“最大のライバル”だと語る。
「彼は厳しい競争相手だった。それが最初に思い浮かぶことだ。彼は非常に速く、時に威圧的だった。それは事実だ。コース上だけでなくね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「シューマッハは、過去も現在も、そして、これからもずっとそう思っていく人物のひとりだ。彼が自分の方に歩いてくると、彼が特別な人であることがわかった」ミハエル・シューマッハは、アイルトン・セナ、アラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、ミカ・ハッキネンといったF1の伝説的なドライバーを打ち負かした。ミハエル・シューマッハが圧倒的な強さを見せたのは最高のクルマを持っていたからだという意見を持つ者が多いが、フェルナンド・アロンソは必ずしもそうではなかったと語る。「彼は時に予想を上回るパフォーマンスを発揮していた。ブリヂストンとミシュランのパフォーマンスに差があった2006年のレースでさえね。ミシュランの方が優れていた時代だった」「例えば、金曜日にフェラーリは競争力がなかったのに、予選では彼が2番手にいた。それは信じられないことだし、本当に競争的で、とても厳しい競争相手だった。本当に偉大で素晴らしいドライバーだ。他の人では無理な劣ったクルマでもどうにかすることができる数少ない一人だ」2006年のフェラーリでの最後のレースで、ミハエル・シューマッハはフェルナンド・アロンソに彼のヘルメットをプレゼントした。「ミハエルから貰ったヘルメットはずっと宝物だ。彼は僕が戦ったなかで間違いなく最も偉大なドライバーだからね。僕はいつも彼のことをお手本として仰いでいた」「僕たちが同じ時に同じ機材を使っていたら、どんなことが起こっていただろう。興味は尽きない。彼は信じられないようなレースドライバーで、信じられないくらい競争力のある厳しいライバルであり、素晴らしい男だった」ミハエル・シューマッハがスキー事故に遭ってから4年の月日が流れた12月29日、フェルナンド・アロンソは2005年に鈴鹿サーキットで開催された日本GPで130Rのアウトからミハエル・シューマッハをオーバーテイクした動画をリツートし、「これを恋しく思う。ミハエルを恋しく思う」と投稿している。
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