フェルナンド・アロンソに苦言 「F1を楽しめないなら去ればいい」

F1モナコGPを欠場してインディ500に参戦したフェルナンド・アロンソは「インディカーの雰囲気はよりリラックスしているし、みんながよりハッピーだ」とコメント。「F1では誰もが論争になるような発言を探している。もしくは週末よりも将来のことを考えている。予選やレースで誰がトップ15にいるかすでに分かっているからね」だが、フェリペ・マッサは、フェルナンド・アロンソがなぜ不満を言っているのかわかっていると語る。「フェルナンドがF1に不満を言っているのは、良いクルマに乗っていないからだ」とフェリペ・マッサは El Confidencial にコメント。「今のF1は80年代と同じだ。今はリバティによって人々を引きつけるための正しい方向に向かっているけど、クルマによって僕たちはまだ差を生みだすことができない。メルセデスとフェラーリ、その残りとの差はあまりに大きすぎる」「小規模チームにもっと機会を与えるべきだ。でも、2020年に別のコンコルド協定が締結されるまではそれは不可能だ」フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、フェルナンド・アロンソがF1とインディカーを比較するのは間違っていると考えている。「F1はモータースポーツの頂点だ。チームとドライバー観の競争率ははるかに高いのでより難しい」フェルナンド・アロンソの不満はF1を離れることに繋がるかと質問されたフェリペ・マッサは「いろいろなこと次第だと思う」とコメント。「でも、楽しい時間を過ごしていないなら、離れるのがベストだと思う。今の彼はあまり楽しんでいるようには思えないし、離れることになるかもしれないね」「別のチームにいくか、F1外の別のチャレンジに挑むかもしれない。僕たちにはわからないことだけどね」