マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1カナダGPの金曜フリー走行1回目にパワーユニットに油圧系の漏れが生じたため、終了間際にコース上にマシンを止める結果となった。だが、フリー走行2回目ではセッション終了まで残り約30分のところでコースに復帰。19周を走行し、7番手タイムをマークした。「今日は難しい一日だった。油圧系の漏れにより、FP1およびFP2の大半の時間を失ってしまった」とフェルナンド・アロンソはコメント。
「走行時間が十分になかったため、マシンはまだ完ぺきにチューニングされておらず、セットアップに関しては改善の余地がある」「ただ、僕たちはこのサーキットをよく知っていると思うし、ここでは長年レースをしてきた。予選と決勝での攻め方は理解しているし、今日の時間のロスがあまりハンディキャップにならないことを願っている」「ここでは、トップ10周辺のポジションになることを予想しているけど、セッション終盤には、バルセロナのときと同様にいいラップを数周走行し、最終的に7番手に入った。明日の目標はQ3進出だけど、それを実現するには、いい仕事をする必要がある」関連:・F1カナダGP フリー走行2回目:キミ・ライコネンがトップタイム・F1カナダGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム