フェルナンド・アロンソが、F1バーレーンGPを“自発的”にリタイアしたのではないかとの噂が広まった。フェルナンド・アロンソはF1バーレーンGPの決勝レースで「こんなパワー不足でレースをしたことはない!」と無線でホンダのエンジンへの怒りを露わにした後、残り2周で“エンジントラブル”を報告してリタイアした。
だが、レース後にはポイント圏外だったため、フェルナンド・アロンソが問題のないクルマを“自発的”にリタイアさせたとの憶測が広まった。実際、マクラーレン・ホンダは、レース後のプレスリリースで「アロンソからマシンに違和感を感じたという無線が入り、今週末は信頼性の問題が頻発していたことから、大事を取ってマシンをリタイヤさせることをチームとして選択した」としている。だが、フェルナンド・アロンソに近い情報筋は、AS に対して、その噂を“強く否定”したという。フェルナンド・アロンソは、自身曰く“300~400m離していてもストレートで並ばれてしまう”マシンでルノーやトロ・ロッソをオーバーテイクする格の違う走りを見せていた。この3年間、2度のF1ワールドチャンピオンのプライドを傷つけられ続けてきたフェルナンド・アロンソ。“トラブル同然”のマシンで自らリタイアを選択したとしても誰も咎めることはないかもしれない。
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