フェルナンド・アロンソは、旧所属チームが再びF1でレースに勝ったのを見えることができて“嬉しい”と語った。F1オーストラリアGPでは、セバスチャン・ベッテルがフェラーリに28戦ぶりの勝利をもたらし、フェラーリは2008年以来のワールドチャンピオン獲得に名乗りを上げた。
2010年から2014年までフェラーリでF1を戦ったフェルナンド・アロンソは、2度最終戦までチャンピオンを争ったが勝てず、契約を1年残してマクラーレンへと移籍した。だが、ワールドチャンピン獲得のチャンスのために移籍したマクラーレン・ホンダはこの3年で競争力を見せておらず、フェルナンド・アロンソはチャンピオン争いを傍観する立場へと追いやられている。しかし、フェルナンド・アロンソは、フェラーリが勝利の道に返り咲いたのを見ることができて嬉しいと述べた。「去年も彼らはここで優勝を争っていたと思う。彼らは余分なピットストップをしなければならず、ニコ(ロズベルグ)がここで勝利を手にした」とフェルナンド・アロンソはコメント。「数戦待ってみよう。でも、彼らはコンペティティブなのは確かだ。嬉しいことだよ」「でも、言ったように、彼らは去年もここで勝つ準備が整っていた」メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、今年フェラーリによって提供される競争がメルセデスを駆り立てて、勝利への意志をより強くすると語る。「フェラーリと戦えるのは刺激的なことだ」とトト・ヴォルフはコメント。「それはファンにとっても刺激的だし、我々にとっては新たなチャレンジだ。我々はレースに勝ってきたし、簡単そうに見えたかもしれないが、そうではなかったのは明らかだ。我々は自分たちが十分かどうかについて常に懐疑的だったし、常に自分たちがやっていることを否定的に見て、最悪のシナリオを見据えてきた」「それが理由で我々は常にレッドブルやフェラーリを本当の競争相手として考えてきた。そして、彼らはそうだった。したがって、準備や展望と言う点ではまだ完全に同じことだ」