2017年シーズンにむけて難しいスタートを切ったマクラーレン・ホンダだが、フェルナンド・アロンソは、2014年に同じような状況から復活を果たしたレッドブルとルノーの例を挙げ、ホンダとマクラーレンはこのような困難を克服できると主張する。現在のV6ターボパワーユニットが導入された2014年、それまでタイトルを4連覇していたレッドブルとセバスチャン・ベッテルは苦戦を強いられた。これにより、レッドブルとルノーは契約解消寸前の状況まで関係が悪化した。
しかし、第7戦F1カナダGPではダニエル・リカルドがF1キャリア初勝利を挙げ、全19レースで合計3勝を挙げた。フェルナンド・アロンソは「今は秘密はない。僕らたちは満足しているけど、すべてがうまくいくとは言えない」とコメント。「パワーユニットには1つの問題しかない。信頼性とパワーがないことだ」「僕たちはプログラムを完了していないので、毎朝計画している周回数を走れていない。理想とはほど遠い状況だ」「一方で、これはただの冬のテストに過ぎない。2014年のことを覚えている。レッドブルはウィンターテストで7周くらいしかできなかったけど、その年の2〜3戦で優勝した。だから、言えることは、シーズンは十分に長いし、逆襲する時間はあるということだ」「これはウィンターのテストだ。推測でオーストラリアについて心配することはない。チームは十分なレベルで戦える状態にある。唯一の疑問はどれくらいのパワーがあるのかだ・・・」
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