フェルナンド・アロンソは、2017年に導入される新レギュレーションがF1ドライバーに“サプライズ”をもたらすと予想している。今年、F1はレギュレーション変更によって改善を目指し、幅広タイヤに加えて、マシンをより速く、見た目にもアグレッシブになるように空力にも変更が施される。
2度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、近代のF1マシンはドライブしていても楽しくないと明かしている。マクラーレン・ホンダとの契約が2017年末で期限切れとなるフェルナンド・アロンソは、今年以降もF1を続けるかは新車のドライブに楽しみを見いだせるかにかかっていると語っている。 新しいレギュレーションがドライビングに魅力を感じるきっかけを与えてくれると思うかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そうだね。マシンに乗り込んだ時にワクワクさせてくれるかどうかだ。また“ワオ”と思うはずだ。F1を始めた頃のようにね!」とコメント。 現役ドライバーの中は最も完成されたドライバーと言われるフェルナンド・アロンソだが、ワールドチャンピオンを獲得したのは2005年と2006年だけ。2007年、2010年、2012年にはあと一歩のところで逃している。 「もう一度、チャンピオンシップに勝つことが最終的な目標だ。そのために必死に取り組んでいる。今年に導入される新しいレギュレーションで、マシンがはるかに魅力的になって、かなり速くなるだろうから、きっと興奮も蘇ってくると思う。それが、フェルナンドが成し遂げたいターゲットだ!」