フェルナンド・アロンソの“スパイゲート”事件での過去がメルセデス移籍の障害となるかもしれないと Times が報じている。スパイゲート事件とは、2007年に当時フェラーリのエンジニアを務めていたナイジェル・ステップニーが、マクラーレンのデザイナーだったマイク・コフランにフェラーリの780ページに及ぶ機密情報を漏らした事件。
結果として、マクラーレンは1億ドルの罰金を科せられ、コンストラクターズ選手権から除外された。マクラーレン内のルイス・ハミルトンへの優遇に不満を抱いていたフェルナンド・アロンソは、自分を優遇しなければ、スパイゲートを証明するEメールをFIAに渡すとロン・デニスを脅したといわれている。当時、メルセデスはマクラーレンとセミワークス関係を築いてエンジンを供給していた。Times は「彼はマクラーレンに戻っているが、引退したニコ・ロズベルグの後任としてルイス・ハミルトンのチームメイトを探しているメルセデスはそのことを忘れていない」と報道。「シュツットガルトの重役会の人々はその事件にひどく不満を抱いていた」トト・ヴォルフは、フェルナンド・アロンソの獲得を検討していることを認めているが、マクラーレンのザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソは契約下にあり、チームに「とても満足している」と主張している。「公式発表とは異なり、フェルナンドは数合わせであることにうんざりしており、たとえハミルトンと再会することになっても、スポーツで最高のチームに移籍することに心をそそられている」と Times は続ける。「だが、彼はそのチャンスを得られないかもしれない」メルセデス、フェルナンド・アロンソを候補として検討
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