フェルナンド・アロンソは、苦戦すると予想していたF1ベルギーGPの週末におけるマクラーレン・ホンダのペースは“素晴らしいニュース”だと語る。フェルナンド・アロンソは、予選でタイムを記録できないなど、パワーユニットに信頼性トラブルが多発し、60グリッド降格ペナルティで最後尾からレースをスタートした。
しかし、波乱のオープニングラップをくぐり抜けたフェルナンド・アロンソは、レースが赤旗中断になるまでに4番手まで順位を上げていた。フィニッシュまでにルイス・ハミルトン、セルジオ・ペレス、セバスチャン・ベッテルからそのスポットを守れなかったフェルナンド・アロンソだが、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスとフェリペ・マッサ、さらにフェラーリのキミ・ライコネンを抑えてマクラーレン・ホンダに7位入賞をもたらした。「良いフィーリングだったね。僕たちは今週末ペースがあったし、サーキットを考えれば、予想していたよりも良かった」「昨日の予選ではジェンソンがトップ10に入り、今日は僕がポイントを獲得した。スパでは素晴らしいニュースだ」「週末に抱えていた全ての不運が、レースでは幸運に変わった。事故やトラブルを避けることができたし、セーフティカーと赤旗もあった。僕たちはとても良いポジションにいた」「その後もだいたいポジションをキープするペースがあった。ハミルトン、チェコ(ペレス)やベッテルを抑えられなかった。彼らは速すぎたからね。でも、ウィリアムを抑えるには十分だったし、良いニュースだ」「7位はチームにとってとても良いポイントだし、このようなサーキットでポイント圏内にいられるなんて、2ヵ月前には考えられなかったことだ」今回の結果により、マクラーレン・ホンダは、コンストラクターズ選手権でトロ・ロッソを抜いて6位に浮上。フェルナンド・アロンソは、まだマクラーレンの目標には届いていないが、印象的な進歩率を示したと語る。「去年のスパや数カ月前、僕たちはウィリアムズと戦うことができなかった。僕たちは正しい方向に進んでいる」「今、喜びはまだ最大限ではない。7位を争うことは目標ではないからね」「でも、チームが果たした進歩は本当に素晴らしいし、来年にこの勢いを保つことができれば、それは素晴らしいニュースだ」「僕たちはコンストラクターズ選手権でトロ・ロッソを抜いたし、これからはポイント圏内のレギュラーになれる可能性がある」関連:【動画】 2016 F1ベルギーGP 決勝レース ハイライト
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