フェルナンド・アロンソは、F1ハンガリーGP初日の自身の7番手とチームメイトのジェンソン・バトンの8番手という結果に慎重な態度を見せている。 ハンガロリンクでもメルセデスが別次元の速さを発揮。レッドブルとフェラーリが、2列目と3列目の争うことになりそうだ。マクラーレン・ホンダは、初日の両セッションで4番手チームの位置にいたが、メルセデスパワー勢が予選セッティングにスイッチすることを見込んでいるフェルナンド・アロンソは、金曜日のペースが常にグリッドポジションに反映されるわけではないと警戒している。
「僕たちは今日7番手だったけど、どうなるかは見てみる必要がある。シルバーストンでも良い位置にいたけれど、何とかQ3に進んで予選10番手が精一杯だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕たちはQ3進出をかけたバトルに絡むことになると思うし、トップ10につけてレースで有利になることを願っている」 「明日どうなるか見てみよう。予選でエンジンをフルに使えるときには、他の人たち、特にメルセデスがかなり改善してくるだろうからね。ここではエンジンの重要性が若干低いので、彼らにそれほど有利にならず、僕たちがポジションを維持できることを願っている」シルバーストンで導入した新パワーユニットに問題が生じたため、フリー走行2回目には、フェルナンド・アロンソのマシンにユーズドのホンダエンジンが搭載された。 「1回目のセッションはトラブルもなくうまく行っていた。でも、テクニカルミーティングでホンダのエンジニアがパワーユニットを交換した方がいいと言ったんだ。だから、彼らは僕がオーストリアとアゼルバイジャンで使ったものに戻した。フリー走行2回ではそれが問題なく動いているので、明日もそのままだろう」 「もちろん、たった1回、シルバーストンでしか使っていないパワーユニットを替えなければならないなんて悪いニュースだけど、後退したわけではない。よくあることだ」