フェルナンド・アロンソは、F1中国GPでマクラーレン・ホンダのコックピットに戻ることを“99%”確信していると述べた。肋骨骨折と肺を損傷したフェルナンド・アロンソに対して、元F1ドライバーのジョニー・ハーバートは、怪我を言い訳に引退してはどうかとアドバイス。これにアロンソは生中継に乱入するかたちで怒りの反論をしていた。
ジョニー・ハーバートの発言に驚いたかと質問されたフェルナンド・アロンソは「ちょっとね。僕に対する攻撃性に驚いたよ」とコメント。「彼(ハーバート)は、僕が到着した午前中に生放送していたのは幸運だったね」フェルナンド・アロンソは、Sky Sportの生放送で引退するつもりはないとジョニー・ハーバートに話した。肋骨骨折の状態について質問されたフェルナンド・アロンソは「毎日どんどん良くなっているよ」と Marca に述べた。フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダがやっとグリッドを駆け上り始めているという良い兆候があると語る。「僕たちの助けにならないロングストレートがあるバーレーンのサーキットでのパフォーマンスは、僕たちが前進していることを示した。それに僕たちは一年を通して改善し続けていくと思う」とフェルナンド・アロンソは述べた。姉で医師のロレーヌが付き添ってバーレーン入りしたフェルナンド・アロンソは、代役のストフェル・バンドーンにアドバイスを送るためにバーレーンに残った。「いいや」とフェルナンド・アロンソは笑う。「ほとんどやることはなかったよ。彼はとても良い仕事をした」実際、フェルナンド・アロンソのクルマでF1デビューしたストフェル・バンドーンは、予選でジェンソン・バトンを上回り、レースでは10位入賞を果たしてマクラーレン・ホンダに今シーズン初ポイントをもたらすなど優れたパフォーマンスを示した。しかし、フェルナンド・アロンソは、その結果としてジェンソン・バトンを非難するのはアンフェアだと語る。「それはアンフェアだ。ジェンソンは週末ずっと速かったし、予選で突然パフォーマンスが落ちた。ストフェルはうまくやったけど、ジェンソンを非難するのはアンフェアだ」ジョニー・ハーバートの最も強い批評のひとつは、2017年のマクラーレン・ホンダでの居場所を保持するために戦っていると思われるジェンソン・バトンが、これまでフェルナンド・アロンソを上回っている点だ。それは合理的な批判かと質問されたフェルナンド・アロンソは「いいや。去年は壊れかけのクルマで宝くじのようなものだった。そのようなクルマでは何も測ることはできない」とコメント。また、モチベーション維持に苦労しているという報道に対しては「肋骨が折れた状態でもクルマに乗って、チームを助けたくて今回のグランプリにきた。これ以上のモチベーションがあるだろうか」と述べた。関連:フェルナンド・アロンソ、テレビ中継に乱入してハーバートを口撃
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