フェルナンド・アロンソは、早期に引退する可能性についての報道を否定した。昨シーズン、マクラーレンと3年契約を結んでチームに加入したフェルナンド・アロンソだが、新生マクラーレン・ホンダは、パワーユニットのトラブルもあり安定したパフォーマンスを発揮できず、これまでのキャリアで最も苦しいシーズンを過ごした。
そんななか、2016年の序盤戦を戦った段階で、マクラーレン・ホンダの新車『MP4-31』に昨念からの大幅な改善が見られなかった場合、シーズンを最後まで戦うことなく休養期間に入るか、もしくはそのまま引退するのではないかとの噂が浮上していた。だが、フェルナンド・アロンソは、契約をまっとうするつもりだと断言。引退報道について「ものすごく驚いている。でも、噂は毎週出るものだ」とコメント。「レースが何週間も行われていないとニュースがそういった変な方向へ行き始める。今、チームは順調だし、今後は噂が出ないことを願っている」「もちろん、シーズン最後まで戦う。来年もね。今は休養はまったく考えてない。(2015年 最終戦のアブダビではその考えがよぎったけど、次の日には頭から打ち消した」「昨年はマシンがまだ未熟だったけど、今シーズンはそこから大きく進歩している」