フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダには2016年F1マシンに望んでいる2秒のパフォーマンスよりも多くをもたらす“論理的”なソリューションがあると考えている。2015年、新生マクラーレン・ホンダは、トラブル多発も相まって、ミッドフィールド後方での戦いを強いられた。ホンダのパワーユニットは、ライバルのように回生エネルギーをデプロイメントできず、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは、グランプリで直線スピード不足に苦しんだ。
フェルナンド・アロンソは、10月にマクラーレン・ホンダは冬の間に2秒以上のギャップを縮められると主張していた。まだその意見は変わっていないかと質問されたフェルナンド・アロンソは「僕はそれに同意している」とコメント。「比較的にはそれ以上だと思っている」フェルナンド・アロンソは、改善は“至る所”から得られると述べ、以下のように付け加えた。「僕たちは一年のいくつかの段階でクルマを最適化できていなかった」「クルマの強みが何であるかについてより明確になっているし、その方向でもう少し引き出す必要がある」「僕たちはパワーユニットが主な制限だったことを知ってるし、2016年にクルマのデザインと哲学という点では急進的な変更はない」「僕たちは他のクルマと比較してストレートで不足があるのを知っている。なので、いくつかのソリューションを適用して、全てが予想通りに働ければ、ラップライプの利益はとても大きい」「論理的でかなりいい感じのソリューションがあるし、2016年は完全に異なる絵になると思っているので、モチベーションはとても高い」「僕たちは難しい時間を過ごしたけど、そこから学んだと思う。僕たちは団結し続けているし、調和して働いている。それはポジティブなことだ」「ネガティブだったのは結果だった」フェルナンド・アロンソは、2016年が始まるまでにフィールド全体が改善することは認識しているが、それでもマクラーレンのポテンシャルは非常に大きいと考えている。「全員が0.5〜1秒くらい改善するだろう」とフェルナンド・アロンソはコメント。「ペース的に2秒遅れていたので、僕たちは0.5秒や1秒以上のことをする必要がある」「そのポテンシャルの鍵を開けるために肝心なのはパワーユニットだ」