フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの最近のアップグレードがMP4-30に良い方向性をもたらしているため、2015年のF1シーズンが終わってしまうのは不運だと考えている。マクラーレンは2週間前のオースティンで大幅な空力アップグレードを導入。また、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは、信頼性には不安定さはあるが、ホンダが“フェーズ4”エンジンで見い出したパフォーマンスのステップに満足していると述べている。
マクラーレンは、今シーズンのレース週末をテストのために使っていたことを明らかにしており、フェルナンド・アロンソは、トラック時間が尽きてきているのは残念だと述べた。「オースティン、そして、もちろんメキシコでも、クルマは正しい方向に進んでいた」とフェルナンド・アロンソは述べた。「空力的に、僕たちはオースティンでいくつかの改善をもたらしたし、クルマは期待していたものを届けている」「エンジンも全てのレースで改善している。“スペック4”にいは間違いなくもっと多くのパフォーマンスがある。パッケージ全体が全てのレースで改善している」「残念なことにシーズンは終わりにむかっているけど、マッケージはポジティブな傾向にある。この傾向がテストやレースのない冬の間も続いてくることを願っている」フェルナンド・アロンソは、2016年にむけたホンダのより多くな改善の最初の兆候は、オフシーズンにダイナモテストを行ってみなければ明らかにはならないと述べた。「最近のレースは、僕たちが来年にむけて鍵を開けているポテンシャルのいくつかを示していた」「エンジン面はクエスチョンマークだ。僕たちが望んでいる改善のいくつかは、今はただ理論上でしかないからね」「プロジェクトを立てる必要があるし、1月と2月にダイナモでエンジンを走らせる必要がある」「その日までは進歩という面では完全にはわからないけど、僕は楽観的に捉えているよ」「エンジンの信頼性、パフォーマンス、エンジンの哲学、エレクトリックとターボの哲学という点で、僕たちは今年多くの教訓を学んだ」