フェルナンド・アロンソは、F1日本グランプリを“恥ずかしいレース”だったと表現した。レース中、フェルナンド・アロンソはホンダの直線スピードに対して“GP2エンジン”だと無線で苛立ちをぶちまけた。11位でレースを終えたフェルナンド・アロンソは、発言について、コーナーではとても遅いクルマにストレートで抜かれることにドライバーとしてフラストレーションを感じたからだと説明した。
「トラック上であまり楽しみはなかったね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「彼らがストレートでオーバーテイクしていって、そのあとコーナーに到着して、彼らがブレーキが遅れてミスをしているのを見るとフラストレーションを感じる。コーナーを完璧に決めて、タイムを取り戻しているのに、とにかくストレートでオーバーテイクされるんだからね」「今日のような日はちょっと恥ずかしいと感じるものだ。このようにオーバーテイクされるのはあり得ないことだ」「彼らを見るためにストレートでミラーを覗くと、すでに横に並んでいる。僕たちのパワー不足は別のカテゴリーのようだ」「僕たちはもっと競争的でなければならない。でも、このようなレースから教訓を学べることを願っているよ」「このようなレースはタフだし、フラストレーションを感じるけど、ポジティブなのは、2台ともレースを完走したことだ。マイレージから有益な情報を得られることを願っている」「来年はパワーユニットと構造上の多くのことを変えなければならないし、それは中期的な仕事だ。今後のレースではなく、来年にむけてのね」来年もF1にいるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「わからない」とコメント。「まだ6レースあるし、僕たちは状況を改善して、競争的になり、問題を解決する必要がある。僕たちが目指しているのは来年だし、僕の意向は残って、勝つことだ」ホンダのホームレースであのような批判をしたのは、ホンダにメッセージを送ろうとしていたのかと質問されたフェルナンド・アロンソは「彼らはわかっていると思う。メッセージを言う必要などない」と述べた。そして、フェルナンド・アロンソは、ホンダのプロジェクトが成功すると確信していると繰り返した。「近い将来、メルセデスのチャレンジできる唯一のチームだと思っている」とフェルナンド・アロンソはコメント。「でも、今はタフな時期だ。僕たちには彼らと戦うためのおもちゃを持っていないからね」「誰もが問題があることをわかっているし、来年のためのソリューションを詳しく調べている」「僕は楽観的だ。来年の最初の結果は問題ないと思うし、様子を見てみよう」関連:F1日本GP 結果:ルイス・ハミルトンが鈴鹿を完全制圧