フェルナンド・アロンソは、現代のF1マシンよりもル・マンのプロトタイプの方が魅力的だと語った。今年のル・マン24時間レースでは、フォース・インディアの現役F1ドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグが、ポルシェから初参戦して見事に優勝を飾った。以前から現代F1への批判を口にしているフェルナンド・アロンソは、LMP1の方が技術的に進んでいるだけでなく、レース全体を通して全開の走りができると述べた。
「ドライバーの視点から言うと、かなり魅力的なマシンだ。最高のテクノロジーが使われているからね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「2時間、3スティントにわたって0.3秒以内のタイム差で走り続けるんだ。クルマを同じ状態で2時間もドライブできるなんて、ここ数年のF1ではみんな忘れてしまったことだ」 昨年はル・マンを訪れていたフェルナンド・アロンソだが、今年のレースにはいない。 「去年はすごく楽しかった。雰囲気もリラックスしていて、人々にオープンだ。巨大なイベントだ。F1レースほどの影響はないかもしれないけど、どのF1レースよりも大きい」