今年、マクラーレン・ホンダで複数のリタイアを喫しているフェルナンド・アロンソだが、その心に後悔はない。F1カナダGPでは、レースのほとんどを防戦に費やし、最終的に3戦連続のリタイアに終わったフェルナンド・アロンソだが、フラストレーションはもうなくなったようだ。
フェルナンド・アロンソは、今年フェラーリからマクラーレンへ移籍したことを後悔していないと話している。「まったくしていない。僕は5年間あそこにいて、君たちに3位や4位、5位でフィニッシュすることについて話してきた。それはかなりのフラストレーションだった。メルセデスを倒すには、何かユニークで違ったことをしなければならない。僕はこのプロジェクトを信じている」「将来に見えていることは全てが理にかなっているし、マシンの開発プログラムはとてもポジティブな感触だ。ファンにとってはキツいときだとわかっているけど、何かいいことが起こりつつあるので、信じてほしい」フェルナンド・アロンソは、早ければ次戦オーストリアGPでアップグレードの結果を出し始めると述べた。「オーストリアにはいくつかのものがマシンに施される。新しいパーツがクルマをコンペティティブにするだろう。でも、僕たちには両方のことが必要だ。クルマをもっとコンペティティブにしなければならないし、強くなるには信頼性が必要だ。僕たちが取り組むべきことはたくさんあるけれど、今こそその時だ。チームとして団結し、これまで以上に一生懸命頑張っていく」「他のみんなも改善しているので、僕たちにはダブルステップが必要だ。その準備はできているし、これから予定されていることは僕にとって意味があるものなので、今も楽観的でいられる。3回のリタイアで明らかに僕らにとって厳しいときだけど、すぐに良いニュースがあると確信している」