F1スペインGP決勝でのフェルナンド・アロンソのブレーキに問題が生じた原因は捨てバイザーだったようだ。フェルナンド・アロンソは、ブレーキトラブルためにピットボックスでオーバーランし、結果的に26周を走った後にレースをリタイアしている。 マクラーレンは第2スティントでのフェルナンド・アロンソの問題の存在を確認し、タイヤ交換と調査のためにフェルナンド・アロンソをピットへ呼び戻した。
フェルナンド・アロンソがピットへ戻った際、ブレーキの故障でマシンはストップできず、フロントジャッキ担当のクルーが飛びのけた後の場所に突っ込んでジャッキを宙に舞い上げた。後になって、メカニックは右リアブレーキダクトを捨てバイザーが覆っているのを発見しており、これがブレーキの過熱と故障を引き起こしたようだ。 「全員にとって恐ろしい瞬間だったけれど、幸運にも僕らは誰も怪我をしなかったし、チームはとても迅速に対応したので、次はすべてがうまく機能するといいね。インラップ全体でブレーキがなくて、ピットストップではさらに悪くなった。悪化はしていたけれど、すべて問題なかった」 フェルナンド・アロンソは今回の問題は予選でチーム名メイトのジェソン・バトンに起こったものとは別物だと話しており、マクラーレンがチャレンジングなシーズンに屈しないためには“ダブルステップ”が必要だと語った。 「今日は新しい問題だった。昨日は一つのディスクが適温に達していなかったけれど、今日はブレーキがなかった。だから、間違いなく別物だ。今日はリアディスクの問題で、機能しなくなっていたので、フロントブレーキしかなかった。それでリタイアせざるを得なかった。コーナーでブレーキをかけることができず、ピットでもストップできなかった」 自身のリタイアについて、フェルナンド・アロンソは「がっかりしているけれど、僕たちにできることはないし、ブレーキに何が起こったのかを調べて、とにかく準備するだけだ。モナコには強くなって戻ってくるよ」と述べた。
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