フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダへの移籍を後悔することがあるとすれば、それはフェラーリが2015年のタイトルを獲ったときだけだという。フェラーリで無冠のまま5年間を過ごしたフェルナンド・アロンソは、2007年に一度決別したチームであるマクラーレンに復帰することを選んだ。それは、マクラーレンが新たにエンジンパートナーにホンダを迎えたのと同じタイミングだった。
2014年シーズンに1勝もできずに終わったフェラーリだが、フェルナンド・アロンソが去ってからわずか2戦目のマレーシアGPで久しぶりの勝利を達成。一方、マクラーレンは2台ともリタイアに終わっている。 そのため、移籍したフェルナンド・アロンソの判断は正しかったのかという疑問が浮上した。フェラーリを離れたことについて後悔はないかと質問されたフェルナンド・アロンソは「その質問は来ると思っていた」とコメント。「フェラーリが2戦目で勝ち、僕はQ2の前に脱落してしまったんだからね。質問するにはパーフェクトなタイミングだろう」「でも、僕はフェラーリに5年間いて、そのうち3年を2位で終えた。4回目はもう嫌だった」 「彼らがシーズン末にチャンピオンになったら、僕の考えは変わるかもしれない。でも、彼らが2位や3位で終わったなら、僕は自分の判断が正しかったと考えるだろう」「彼らが序盤にとても調子がいいことは何回もあった。ここ中国でも2013年に勝っている。それなのに、肝心な11月にはチャンピオンシップに勝てなかった。僕は11月に勝っていたい。それは見てみよう」 フェルナンド・アロンソは、2014年の終わりにはもはやフェラーリで喜びを感じられなくなっていたとし、チームを変える必要があったと説明した。 「僕は素晴らしい5年間を過ごしたし、僕たちは2回、タイトルにあと一歩というところまで迫った」「いい思い出しかないし、彼らに対する気持ちは変わらない。でも、僕にとってはもう限界だった。あれ以上、ラップや年を重ねていくためのモチベーションが続かなかった」 「マクラーレンはチャレンジングだし、新しいチームと新しいプロジェクトを始めるのは楽しい。それが僕をパッピーしてくれているし、満たしてくれる。僕の心と魂はもうフェラーリで楽しめなかったんだ」
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