フェルナンド・アロンソは、他チームと比較してメルセデスが「別カテゴリーでレースをしている」と述べた。フェラーリは、先週末のF1スペインGPにアップグレードパッケージを持ち込んだが、メルセデスが4戦連続となる1-2フィニッシュ、レッドブルが3位と4位でフィニッシュしたのに対して、フェルナンド・アロンソは6位でレースを終えた。
フェルナンド・アロンソは、レースウィナーのルイス・ハミルトンに今シーズンで最大の90秒近い差をつけられ、チームメイトのキミ・ライコネンは周回遅れの7位でフィニッシュした。フェルナンド・アロンソは、すでにメルセデスはコンストラクターズ選手権で手の届かないところにいると認め、今シーズン達成できる最大現の結果は、メルセデス勢を苦しめられるように改善することだと述べた。「今シーズンはまあまあだ。僕たちは十分に速くない」とフェルナンド・アロンソは認めた。「僕たちはスペインで周回遅れにされた。バーレーンでは9位と10位だった。僕たちはグリッドの最前列にはいない。でも、僕たちは選手権で3位にいる」「異なるカテゴリーでレースをしているメルセデスを除けば、僕たちはまだ1番手か2番手だ」「それに対する賞はない。とにかく自分たちにどれくらい競争力があるかを示し、たとえどうであっても常に戦っていく」「パフォーマンス差やポイント差がかなり大きいことはわかっているけど、現時点での僕たちの仕事はマラネロでチーム全員と一緒にクルマに懸命に取り組み、もっと競争力をつけて、メルセデスをもう少し苦しめることだ」「まずなにより、彼らは全員の前で勝っている。クルマにストレスがないし、ミスもない。なので、僕たちにとっての第一歩は、優勝ではなく、彼らの1分遅れでフィニッシュすることかもしれない」フェルナンド・アロンソは、未勝利のまま1年が過ぎており、ルノーで2度目のワールドタイトルを獲得してから7年が経っているが、フェラーリにはまだ3度目のワールドチャンピオンを獲得するために必要なものがあると考えている。「僕たちは懸命に仕事をする必要がある。2010年は4ポイント差だったし、2012年は3ポイント差だった。僕たちは近づいている。再びチャンピオンシップを争える機会があることを願いたいし、次の機会は逃したくないね」
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