ハイメ・アルグエルスアリは、2011年もトロ・ロッソに残留するというニュースに慎重に受け止めている。先週、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、現在のドライバーであるセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリが二人とも来シーズンを確約されていると述べていた。セバスチャン・ブエミは、2011年にトロ・ロッソに残留すると認める前は、新しい契約にサインしたことを否定していた。
ハイメ・アルグエルスアリは「延長すること、そしてトストが2011年に向けて僕を信頼してくれることには満足している。でも、来シーズンはまだあまりに遠い」と AS にコメント。「今に集中しているので、トラックでの仕事に影響することはまったくない」「F1では、物事はとても早く変化するので、状況は2〜3ヶ月で異なることもある」「シーズン後半はもっとうまく過ごして、ポイントを獲得したい」ブエミと同じくフランツ・トストによる2011年ラインナップの確定を懐疑的に思っているかと尋ねられたアルグエルスアリは以下のように答えた。「多かれ少なかれ、彼(ブエミ)は僕がしていることを信頼してくれている。現時点では来年なにが起こるかははっきりとはわからない」「トロ・ロッソ残留、または違うチームに行くにしても、続けることに満足するだろう。でも、わからない」「シーズンが終わるまでは懐疑的だし、その他のことは言えない」ハイメ・アルグエルスアリは、2010年の開幕5戦で2度のポイントフィニッシュを果たしたが、バルセロナ以降は11位が最高順位となっている。「シーズン序盤はポイントを獲れていたし、いくつかオーバーテイクもできていた。でも、改善のないレースがいくつかあったし、後ろにいたウィリアムズは、今では到達不可能に思える」「ここ2レースでチームメイトはとてもうまくやっていたし、僕にはいくつか問題がった」ホッケンハイムは、アルグエルスエリにとって、ちょうどデビュー1周年にあたる。「最も好ましいのはレースで進歩することだけど、最悪なのは予選だ」「今は強みも弱点も良くなってきていると思う。でも、まだ100%ではないことはわかっている。まだ学ぶことはたくさんある」