アルファロメオF1チームは、2023年F1サウジアラビアGP初日のフリー走行で、周冠宇が16番手、バルテリ・ボッタスが20番手だった。バーレーンで好調だったアルファロメオは、ジェッダでは非常に静かな一日を過ごした。両セッションとも2台とも順位を下げ、トラフィックに巻き込まれる場面もあったが、ほとんどの場合、頭を下げてプログラムに忠実に走行した。彼らがどのような順位にいるのかは、予選が始まるまで謎のままだ。
周冠宇( FP1:1分31秒986/19番手、FP2:1分30秒837/16番手)「マシンの中で忙しい一日だった。ペースに関してはライバルとそれほど差はないが、今日はもう少し期待していたと言える。いろいろなセッティングを試して、いろいろなものを交換したり、変更を加えたりして、1回目と2回目のセッションでは実質的にかなり違うクルマを走らせることができた。適応には少し時間がかかったけど、チームは今、セットアップに関してベストな判断を下すために必要なデータをすべて持っている。もちろん、毎週末はQ3を目指しているし、そのためには自分自身とクルマからどれだけのものを引き出せるか、特にマージンが小さいときには、それが重要なポイントになる。まだ一晩でやらなければならないことがあるけれど、明日の予選ではいいポジションで戦えると確信している」バルテリ・ボッタス(FP1:1分31秒970/18番手、FP2:1分31秒052/20番手)「マシンのフィーリングはまずまずだ。バランスに問題はなかったし、土台はしっかりできている。今日は、ウィングのレベルやセットアップをいろいろと試してみたので、これからじっくりとデータを見て、どれが正しい判断なのかを決める必要がある。もちろん、まだ望んでいるところにはいないし、まだ5番目に速いチームだったバーレーンGPで示したレベルには達していない。予選に向けて、もう少しペースを上げて、一歩前進する必要がある。でも、まだ金曜日だし、本当に重要なときにやれるという自信はある。予想通り、フィールドは非常に接近しており、小さゲインで予選でも順位を上げられない理由はない。今夜は懸命に仕事をする。Q3に到達するのは不可能ではないと思っているし、明日は全力で挑む」