アルファロメオF1は、アントニオ・ジョビナッツィが今シーズンの終わりにチームを去ることを発表。2022年はまったく新しいドライバーラインアップを起用することが確定した。アルファロメオイF1は、今シーズン限りでF1引退を表明しているキミ・ライコネンの後任として、現在メルセデスF1ドライバーであるバルテリ・ボッタスが加入することを発表しているが、チームメイトの身元について数か月間憶測の的となっている。
中国人のF2レーサーである周冠宇が、しばらく最有力候補として挙げられているが、チーム代表のフレデリック・バスールは現職のアントニオ・ジョビナッツィを保持することを除外していなかった。しかし、11月16日(火)の朝、今週末のF1カタールGPに先立ち、アルファロメオF1は、アブダビでの最終戦後にアントニオ・ジョビナッツィがチームを去ることを明らかにした。2022年の空席はすでになく、(少なくとも今のところは)ジョビナッツィにとって残り3戦がF1での最後のレースとなる。アントニオ・ジョビナッツィは、チームとともに60回のグランプリに出走し、2019年のF1ブラジルGPの5位がベストリザルトとなっている。アルファロメオF1は、アントニオ・ジョビナッツィが「チームのスタッフとファンが同じように人気のあるドライバー」であり、「全体を通して素晴らしいプロ」と表現した。フレデリック・バスールは「ドライバーに別れを告げるのは決して簡単なことではない。特に、長い間チームの一員であったアントニオの場合はそうだ」とコメント。「別れを告げるとき、我々は良い時の思い出を大切にし、悪い時の思い出から学ぶ。これらの瞬間のすべてが我々をチームとして一緒に成長させたことを知っている」「我々はアントニオが2021年シーズン以降の彼の将来の活躍を願っている。それまでは、良い結果を一緒に達成し、1年を力強く締めくくるためにまだ3レースがある」F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは「F1とイタリアの素晴らしいアンバサダーであるアントニオに感謝したい。 彼は素晴らしい仕事をしてくれた」とコメント。「将来、彼がF1グリッドに戻ってくることを願っている。 彼の活躍を願っているし、彼が何をすることを選んだとしても彼がうまくいくことを知っている」
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