アルファロメオのCEOを務めるジャン・フィリップ・インパラトは、スポーツは同社にとって“ファンダメンタル(基本)”だと語り、近い将来にF1を離れるつもりはないと語った。2018年にザウバーのタイトルスポンサーとしてF1に復活したアルファロメオは、2019年シーズンからチーム名をアルファロメオ・レーシングに改名して参戦を続けている。
しかし、2021年初めにアルファロメオの親会社であるフィアットが、プジョー・グループと合併して新しい自動車メーカーのステランティスを設立。アルファロメオがいつまでF1を継続するかが疑問視された。La Gazzetta Dello Sport は、ストランティとしてアルファロメオのF1活動が近い将来に見直されると報じた。「FCAとPSAの合併から生じる新しい世界的な自動車大手の計画では、グループのブランドのスポーツ活動の再定義も行われるだろう」と同紙は報道。「それは、2018年からザウバー・フェラーリ・チームのスポンサーであるビショーネ(アルファロメオのロゴ)から始まる。歴史的なブランドがF1に留まるかどうかは、 1年以上の交渉の末、1月4日に発表された合併から派生した新しい産業計画にかかっている。」当時、ザウバーは、フェラーリとアルファロメオを捨て、2022年以降はルノーのカスタマーチームになるという話もあった。しかし、これらの噂は、ザウバーとフェラーリとのパートナーシップが2025年まで延長されたという報告によって否定された。アルファロメオのCEOのジャン・フィリップ・インパラトは、近い将来にF1グリッドを離れるつもりはないと明言した。「アルファロメオにとって、モータースポーツは常にブランドの DNA の一部だった」とジャン・フィリップ・インパラトは it.motor1.com に語った。「そして、F1を見れば、それは世界で最も効率的な分野のひとつであると言える。そこでうまくいかなければ、他のすべてに反映される。したがって、モータースポーツはアルファロメオのファンダメンタルであると言える」「これは落ち着いてプレイしなければならないゲームであり、進化が非常に迅速に行われることを考えると、過去に行われたすべてのことと未来がどうなるかを評価する必要がある」