アルファロメオ・レーシングのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、困難なスタートを切っているアンドニオ・ジョビナッツィが残りのシーズンで挽回すると確信していると語る。チームメイトのキミ・ライコネンは開幕3戦ですべてポイントを獲得しているが、若いフェラーリの契約ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィはまだトップ10フィニッシュを果たせていない。
F1中国GPでは、バーレーンGPでフェラーリのシャルル・ルクレールを襲ったエンジントラブルによって予選に参加することができなかった。フレデリック・バスールは、アンドニオ・ジョビナッツィはまだ全てをまとめるための機会を得られていないと擁護する。「アントニオは最初からペースがあることを示していると思うし、それは我々全員にとってフラストレーションとなっている」とフレデリック・バスールはコメント。「彼はメルボルンのQ1で非常に速いスピードを示していたし、キミの全体的なラップタイムと同等か優れているくらいだった」「バーレーンでのレースでもペースがあった。予選ではラップの最後に小さなミスをしてしまったが、キミよりも速かった」「彼はすべてをまとめることに苦労している。中国でチームは彼を助けることができなかった」「それは残念ではあるが、彼は挽回すると確信している。昨年を振り返れば、シーズンのスタートは我々のドライバーにとっても困難なものだった」とフレデリック・バスールは昨年ザウバーでデビューを果たしたシャルル・ルクレールを例に挙げた。「我々は非常にプッシュしているし、非常に協力的だ。シーズンを通して改善できると思うし、それはアントニオとでも同じでなければならない」「彼はリーダーとしてキミがいるという利点があると思う。キミはペースだけでなく。週末を管理する方法も示すことができる」「アントニオにとってはそれは役に立つだろう。少なくともペースはある。それが我々にとって重要なことであり、アントニオと彼の心にとっても重要だ。だが、私は彼がそれを他紙遂げてくれると確信している」