ウィリアムズF1のチーム代表を務めるヨースト・カピートは、2022年のドライバーであるアレクサンダー・アルボンのヘルメットにレッドブルのブランディングが施されることを認めた。ウィリアムズF1のエンジンサプライヤーであるメルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、現在、レッドブルのリザーブドライバーであるアレクサンダー・アルボンがウィリアムズと契約する前、アルボンとレッドブルの繋がりについて懸念を表明していた。
だが、最終的に契約には機密保持条項が組み込まれ、来年、アレクサンダー・アルボンとレッドブルおよびアルファタウリとの直接的な関係は解消される。それでも、アレクサンダー・アルボンは、引き続き、レッドブル・ファミリーのメンバーだ。例えば、クリスチャン・ホーナーは、2023年にアルボンをレッドブルのチームのひとつに連れ戻すことを除外していない。ウィリアムズF1がたった1シーズンで本当にアレクサンダー・アルボンを失う可能性があるかどうかを質問されたヨースト・カピートは「契約の詳細については話したくはない」とコメント。「私が言える唯一のことは、彼はレッドブルと契約のない公式のウィリアムズドライバーになるということだ」「彼は、彼のキャリアを通じて彼のパーソナルスポンサーであるレッドブルのタイ部門と契約を結んでいる。彼にはパーソナルスポンサーを持つ権利がある」一方、ヨースト・カピートは、アレクサンダー・アルボンは、2021年シーズンが終了して、ようやくウィリアムズF1で仕事を開始するためにリリースされると考えている。「彼はレース前にレッドブルのシミュレーターでたくさん働いている」とヨースト・カピートは語った。「彼との契約は1月開始するが、レッドブルと話し合い、シーズンの最終レース後に彼をリリースできるかどうかを確認していく」