アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダのF1シートを失ったことは“辛い”と認めてるが、2022年にF1で“再びタイの旗を掲げる”ことを決意していると語る。日産とのフォーミュラE契約を蹴って、2019年にトロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、初めてF1マシンに乗ったとは思えないパフォーマンスを発揮して、夏休み後にピエール・ガスリーに代わってレッドブル・レーシングに昇格。
しかし、迎えた2020年は癖の強いRB16で一貫性に欠け、チームメイトのマックス・フェルスタッペンに匹敵することができず、来季はセルジオ・ペレスにレースシートを奪われることになった。2021年はテスト兼リザーブドライバーに降格する。アレクサンダー・アルボンは、発表後初めてソーシャルメディアでメッセージを公開。多くのサポーターに感謝し、2020年シーズンに“やれることはやった”と主張した。「嘘をつくことはできない。辛いことだ。全力を尽くしたけど、十分ではなかった」「今年を通して僕を支えてくれたすべての人、特にタイのファンに心から感謝している」「いろいろな意見があったけど、僕はいつもみんなを後押ししてもらった」今シーズン、2回の表彰台を獲得したアレクサンダーアルボンは、2022年に再びF1グリッドに戻るために戦うと誓った。「僕は諦めていない。自分の人生をこれに注いできたし、それをここで止めることはない」とアレクサンダー・アルボンは付け加えた。「僕にはもっと与えることがある。僕の焦点は2022年に戻って、再びタイの旗を掲げることだ」