アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、チーム内で“政治を作り出さない”率直で正直な人であることに感謝していると語る。2019年シーズン途中にレッドブル・レーシングに昇格して以降、アレクサンダー・アルボンはマックス・フェルスタッペンのスピードに匹敵するのに苦労してきた。そして、それはF1イタリアGPでアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが驚きのF1初勝利を挙げたことで、アルボンのチームでの将来の憶測に繋がった。
しかし、レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、シーズン中のドライバー交代の可能性を却下。その期待に応えるかのように、アレクサンダー・アルボンは、F1トスカーナGPで待望のF1初表彰台を獲得。ムジェロでのクールダウンラップで『僕にこだわってくれてありがとう』とチームに感謝の意を表した。「聞き返して見て『やば・・・僕を追い出さなかったことに感謝しているみたいだ』と思ったよ」とアレクサンダー・アルボンは Sky F1 に語った。「でも、そういうことではないんだ。『初日から僕をサポートしてくれてありがとう』という意味なんだ」「メディアの話題、みんなの話題になっているけど、チームはいつも僕と一緒にいてくれたし、それを念頭に置いて『これはみんなのためのものだ。これが僕ができることだ」といった意味の方が大きかった」マックス・フェルスタッペンは手ごわい相手であり、レッドブルで乗り越えなければならない大きな挑戦だが、アレクサンダー・アルボンはフェルスタッペンの率直さと飾り気のない態度を高く評価している。「正直に言って、彼と1対1で仕事をしていると、彼が本当にストレートな男であることがわかる」とアレクサンダー・アルボンは語る。「チーム内で政治を生み出すドライバーがたくさんいることは知っているけど、マックスはそういったドライバーではない」「僕たちはうまくやっている。僕たちは同じようなフィードバックをしている。彼のような人と競争できるのは素晴らしいことだ」
全文を読む