レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1メキシコGPでの2ストップ戦略が自身の初F1表彰台を犠牲にしたかどうかはわからないと語る。アレクサンダー・アルボンは、オープニングラップでの混乱を避けて常にトップ5内でレースを進め、ミディアム-ミディアム-ハードとつなぐ2ストップ戦略を採用。一時は3番手まで順位を上げ、最終的に5位でチェッカーを受けた。
だが、序盤の接触で最後尾まで順位を落としたチームメイトのマックス・フェルスタッペンは、ミディアム-ハードとつなぐ1ストップ戦略で6位まで挽回。トップ3フィニッシャーは全員1ストッパーだった。しかし、アレクサンダー・アルボンは、1ストップ戦略を選択していても、もっと上位でフィニッシュできたかどうかはわからないと語る。「1ストップを完了させられたかどうかはわからない。もっと良く調べてみる必要がある」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「レースの一部では、ユーズドタイヤでの僕たちのレースペースは非常に良好だった。とは言え、僕たちに1ストップが可能だったかどうかはファクトリーで良く調べてみる必要があると思う」アレクサンダー・アルボンは、ピットストップ後にコースに復帰した際にトラフィックに捕まったこと、特にカルロス・サインツ(マクラーレン)の後ろでかなりのタイムを失ったと語る。「本当の問題は、ピットストップのたびにトラフィックにはまったことだった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「カルロスに多くの時間を失った。自分がカルロスとレースをしているとは思わなかったので少し混乱した。でも、彼はうまく防御していた。6秒くらい失った。あれはちょっと残念だった」アレクサンダー・アルボンは、レース序盤にルイス・ハミルトンとバトルを展開し、表彰台の見込みがあったことにかなり“興奮”していたと認める。「ペースの面ではベストレースの1つだったと思うし、前のドライバーたちにそれほど離されてはいなかった!」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「序盤に3番手を走行して興奮していた。上位で戦うのは素晴らしいことだったが、残念ながら彼らの1ストップ戦略の方がうまくいった」金曜日のクラッシュをうまく補ったメキシコでのアレクサンダー・アルボンのパフォーマンスは、2020年にレッドブル・ホンダのF1シートを保持するチャンスに害を与えなかったはずだ。「全体的にパフォーマンスには満足しているし、一貫性を向上させている。それが重要だ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「ラップタイムが上がっているし、さらに改善させるためにあと3レースもある!」
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