レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1メキシコGPでのクラッシュを“腹立たしいミス”だと嘆いた。アレクサンダー・アルボンは、フリー走行2回目の速い段階で左曲がりのターン7の外側の縁石に引っ掛けてマシンのコントロールを失ってウォールのクラッシュ。
衝撃によってマシンの右側のサスペンションは破損したことでアルボンは残りのセッションで走ることができず、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが予選とレースの両方のシミュレーションを一人でこなした。アレクサンダー・アルボンは、自分は無傷だったことを確認し、“愚かな”なミスだったと全責任を負った。「僕は大丈夫だ。マシンの損傷はそれほど大きくないし、明日には明らかに準備ができるだろう」とアレクサンダー・アルボンは語った。「とにかく腹立たしいミスだ。FP2の多くの走行を失ってしまった」「エントリーでコントロールを失った。エントリーの縁石を少し使いすぎてしまった。正直、それほど見ていないので、調べてみる必要があるけど、コントロールを失ったら、あとは一瞬だった」フリー走行1回目ではレーシングポイントのランス・ストロールがクラッシュするなど、多くのドライバーがトラックコンディションに苦しんでいるように見えた。だが、アレクサンダー・アルボンは「コンディションはそれほど悪くない。ここではダウンフォースをつけているけど、空気が軽いし、薄いので、トリッキーになる」「でも、それは1つのことに過ぎない。みんなコースオフしてミスを犯したと思うけど、明らかに僕は最大のミスを犯してしまった」フリー走行1回目にアレクサンダー・アルボンに0.5秒差をつけていたマックス・フェルスタッペンは、フリー走行2回目にトップのセバスチャン・ベッテルから0.115秒差の2番手タイムを記録した。この結果は、レッドブル・ホンダ RB15のレーストリムの力強さを表しているが、アレクサンダー・アルボは土曜日にコース上でリズムを取り戻すには“少し異なるアプローチ”が必要だと語る。データ不足について質問されたアレクサンダー・アルボンは「マックスは、特にレース走行において、マシンが非常に速いことを示した。そこはそれほど難しくない」とコメント。「FP3でリズムを取り戻し、予選にむけてそれを構築していくだけだ。だから、世界の終わりではない。でも、自分の首を絞めてしまったのは明らかだ」
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