レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1ロシアGPでピットレーンスタートから5位入賞というパフォーマンスを披露した。予選Q1でクラッシュを喫してマシンにダメージを負ったアレクサンダー・アルボンは、異なる仕様のフロアをスタートしたことでピットレーンからのミディアムタイヤでスタート。28周目まで第1スティントを延ばすまでにダニール・クブアトやピエール・ガスリーを抜いて5番手まで順位を上げてピットイン。
ソフトタイヤで10番手でコースに復帰したアレクサンダー・アルボンは、そこからオーバーテイクショーを披露。レーシングポイントやマクラーレンといったマシンを抜き、マックス・フェルスタッペンに次ぐ5位でフィニッシュした。迷いのないアレクサンダー・アルボンの思い切りのいいオーバーテイクは高い評価を受けている。「ピットレーンからのスタートは容易ではなかったが、ソフトタイヤでは手応えのあるペースで走行できていたので、ポイント獲得という結果につなげることができた。ポイント圏外からスタートしながら、他車とバトルできるポジションまで戻ってこられたことはよかったが、毎回このようなレース展開にしたいとは思っていない」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「最初のスティントでダニール(クビアト)とピエール(ガスリー)を追い抜くのに長い時間がかかり苦戦してしまった。このコースが市街地コースのような造りに似ていることから、マシンの隊列についてしまうと、多くのダウンフォースを失ってしまうことになる。今週末はレース前まではタフだったが、僕自身は段々慣れてきていると感じている。レースウイークでもっと早くスピードを上げ、リズムに乗れるよう努力しなくてはならないが、そのためにはもっと多くの周回を走り、マシンを走行する時間を増やす必要がある」OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "k3a2praTE6n-spcSTNt29hN7BUhFPpdl");});