アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダでのデビュー戦となるF1ベルギーGPでホンダの“スペック4”エンジンの投入によるエンジンペナルティによってグリッド後方からの戦うことになった。アレクサンダー・アルボンは、ピエール・ガスリーに代わって今週末のF1ベルギーGPからレッドブル・ホンダのドライバーを務める。F1レギュレーションでは、アレクサンダー・アルボンは前半戦に獲得した12ポイントを維持するが、ピエール・ガスリーのRB15のPU使用基数を引き継ぐことになる。
ホンダは、F1ベルギーGPでアレクサンダー・アルボンとダニール・クビアトの2台に“スペック4”を投入することを発表。前半戦でピエール・ガスリーは今季のパワーユニットコンポーネント使用数の上限に達していたため、今回のエンジン交換で15グリッド以上の降格ペナルティを受けると考えられ、アルボンはレッドブル・ホンダでのデビュー戦をグリッド後方からスタートすることになる。「今回は、パフォーマンスと信頼性両面で向上を図った新仕様のPU、スペック4をAston Martin Red Bull Racingのアルボン選手と、Red Bull Toro Rosso Hondaのクビアト選手に、金曜日より投入する予定です。新PU投入でグリッド降格ペナルティーの対象となりますが、パフォーマンスの改善により今後さらに上位を争う位置でレースができればと思っています」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はコメント。「なお、今回からガスリー選手とアルボン選手がチームを変わりますが、両ドライバーが新たなステージにおいてもベストな結果を残せるように今まで同様、我々も全力でサポートを続けます。レギュレーションに従い、これまでのレッドブルでのガスリー選手のPU使用基数をアルボン選手が引き継ぎ、逆にトロロッソでのアルボン選手の使用基数をガスリー選手が引き継ぐかたちになります」関連:2019年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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