アレクサンダー・アルボンは、2012年にレッドブルが自分をジュニア・プログラムから外したときも、決して恨むことはなかったと語る。今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、F1ベルギーGPからピエール・ガスリーに代わってレッドブル・ホンダに昇格し、マックス・フェルスタッペンと後半戦を戦うことが決定している。
2008年に弱冠12歳でレッドブル・ジュニアチームに抜擢されたアルボンは、2012シーズンにスペインのチームEPICからユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0シリーズに参戦した。総合38位と低迷し、レッドブル・ジュニアチームプログラムから脱落した。しかし、そこから自力でキャリアを再形成し、2018年のF2選手権をジョージ・ラッセル、ランド・ノリスに続いて3位で終え、再びレッドブル・ファミリーに戻ってきた。今では2020年のレッドブル・ホンダの最有力候補となっている。2012年にプログラムを外されたときにレッドブルに恨みはなかったかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「当時、僕はあまりいい走りができていなかったし、僕を継続する理由はなかった。だから、まったくそんなことはないよ」とコメント。「僕がたくさんのことを驚かせているのは素晴らしい気分だ。そういった意味では、自分がサプライズではないことを望んでいるよ! でも、人々が喜んでくれているのは素晴らしいことだ」
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