トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、2019年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPへの意気込みとバクー市街地コースの印象を語った。今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、過去2戦で連続入賞を果たしているが、まだ予選ではQ3進出を果たしていない。しかし、マシンにはQ3に進出する速さがあるとアルボンは考えており、次の目標としてQ3進出を掲げた。
「僕たちのクルマは開幕3戦で2台ともがQ3に進める十分な速さがあったけど、まだ進出することはできていない。それが予選の目標だ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「今回はF1カーで初めてのストリートサーキットだということも考慮しなければならない。ストリートトラックは楽しい。特にウオールの間をローダウンフォースのクルマで走るのはね。中国を終えて、フランツ(トスト/チーム代表)はあまり僕を見るのはそんなに楽しめないかもしれないけどね! スピードがあれば他のクルマを抜くことができるという意味でバクーは本格的なトラックだ」アレクサンダー・アルボンが語るように、前戦中国GPでフリー走行3回目で大クラッシュを喫している。「中国では少しフラストレーションを感じていた。その直前に良いペースがあったけど、クラッシュによって、そのチャンスを逃してしまったと感じていたからね」とアレクサンダー・アルボンは振り返る。「今後は人工芝にもっと注意を払っていくよ!」「自分自身にちょと腹が立っていたけど、ピットレーンからでもポイントを獲得できる可能性があることはわかっていたので、それでもレースではアグレシブに行った。最終的にそれを実現することができてうれしく思っている」「クルマに乗るたびに快適に感じるようになっているし、タイヤ管理についての理解も常に深まってる。僕たちのペースも着実に向上している」 アレクサンダー・アルボンは、バクー市街地コースではF2でレースをした経験があり、フィーチャーレースで優勝している。「バクーはF2でレースをしているし、クラッシュ多発のフィーチャーレース初勝利を挙げている」とアレクサンダー・アルボンはF2でのレースを振り返る。「ポールポジションを獲得して、ピットストップが良くなくて3番手に順位を落としてしまったけど、トラブルを避け続けることができた。その後、3台で並んでターン1に進入した。全員がまっすぐ行ってしまったけど、僕は他の2人ほどではなかった。2番手だったけど、なんとか勝利のために追い抜くことができた。あの場所に向かおうとしている僕たちにとって素晴らしい思い出だ!」「とても変わったトラックだ。ターン1までにとても長いメインストレートがあって、タイヤが冷えてしまうことがあるし、あそこは本当に混乱する可能性がある。リスタートでそれを確認しているしね!」「冷えたタイヤ、ブレーキで複数のスリップストリーム効果を得て全員が最初のターンに投入する。だがら、ノーズをクリーンなままにして、とても正確でなければならない」「旧市街には本当にクールな狭いセクションがあるし、予選ラップではそこが違いを生む。いろんなラインをとれるという意味でトラックは少しモナコに似ている。特に予選では縁石を本気でプッシュして、城壁に擦って走る。楽しいよ」関連:2019年 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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