2025年F1アブダビGP 決勝の結果・タイムシート。12月7日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリの決勝レースが行われた。優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2位にオスカ・ピアストリ、そして、3位に入ったランド・ノリス(マクラーレン)が2025年のF1ワールドチャンピオンを獲得した。。角田裕毅(レッドブル)はF1ラストレートを14位で終えた。
■ ランド・ノリス、初のF1ワールドチャンピオンにシーズン最終戦を3位でフィニッシュしたランド・ノリスが、423ポイントで自身初のF1ワールドチャンピオンを獲得。ザントフォールトでのDNF後にチームメイトのピアストリへ34ポイント差まで広がったが、そこから驚異的な巻き返しを見せ、最終戦までに首位を守り抜いた。チェッカー後は号泣しながらドーナツターンで歓喜を表現した。■ マックス・フェルスタッペン優勝も、わずか2ポイント届かずフェルスタッペンはポールから盤石のレース運びで今季8勝目、アブダビ5勝目を達成。しかし、ノリスが表彰台を確保したため逆転タイトルには届かず、最終成績は421ポイントで2ポイント差のドライバーズランキング2位。レース終盤も「何かできるか?」と模索したが、好機は訪れなかった。■ オスカー・ピアストリ、2位完走も戦略で優勝争いに届かずハードスタートで柔軟な戦略を期待されたピアストリだが、ロングスティントにより後半はアンダーカットで不利に。最終的に2位でフィニッシュ(410ポイント)。それでも3年連続で優勝争いに絡む強さを見せ、マクラーレン1-3でシーズンを締めくくった。■ 角田裕毅、戦略的“チームプレイ”でフェルスタッペン支援角田裕毅はハードタイヤスタートを活かし、序盤のロングスティントでノリスを抑える“壁役”として起用。複数の場面でノリスにプレッシャーを与え、DRS列を形成するなど役割を果たしたが、進路変更のペナルティ(5秒)も受け、最終結果は14位だった。■ 中団勢の主役:ルクレール、ラッセル、ハミルトン、ハース勢・シャルル・ルクレールは強力なレースペースでノリスに迫り、4位でフィニッシュ。・ジョージ・ラッセルはブレーキトラブルを抱えながら5位。・ルイス・ハミルトンは16番手スタートから8位入賞の大逆走。・ハース勢(オコン7位・ベアマン9位)は2025年最終戦をダブルポイントで締めた。■ レースの鍵となったタイヤ戦略と“二つのストーリー”最終戦は、・マクラーレン:分かれた戦略(ピアストリ ハード→長い第1スティント / ノリス中盤早めのピット)・レッドブル:フェルスタッペンは安定の1ストップで先手を確保という構造が勝負に直結。“レースの勝者フェルスタッペン”と“タイトルの勝者ノリス”という、今年を象徴する二重のストーリーが生まれた。2025年F1アブダビGP 決勝 結果・タイムシート順位NoドライバーチームGAPINTPOSPIT11マックス・フェルスタッペンレッドブル - 01281オスカー・ピアストリマクラーレン12.59412.594↑ 1134ランド・ノリスマクラーレン16.5723.978↓ 12416シャルル・ルクレールフェラーリ23.2796.707↑ 12563ジョージ・ラッセルメルセデス48.56325.284↓ 11614フェルナンド・アロンソアストンマーティン67.56218.999- 01731エステバン・オコンハース69.8762.314↑ 11844ルイス・ハミルトンフェラーリ72.6702.794↑ 82987オリバー・ベアマンハース76.1663.496↑ 211027ニコ・ヒュルケンベルグザウバー79.0142.848↑ 821118ランス・ストロールアストンマーティン79.5230.509↑ 411298ガブリエル・ボルトレトザウバー81.0431.520↓ 511330カルロス・サインツJr.ウィリアムズ82.1581.115↓ 111422角田裕毅レッドブル83.7941.636↓ 411512アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス84.3990.605↓ 111623アレクサンダー・アルボンウィリアムズ90.3275.928↑ 12176アイザック・ハジャーレーシングブルズ1L0.256↓ 811855リアム・ローソンレーシングブルズ1L3.332↓ 511910ピエール・ガスリーアルピーヌ1L7.249- 022043フランコ・コラピントアルピーヌ1L2.095- 02