2025年F1アブダビGP フリー走行3回目の結果・タイムシート。12月6日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリのフリープラティスが行われた。トップタイムを記録したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は20番手タイムでセッションを終えた。
■ ラッセルがFP3最速、トップ10はわずか0.3秒差の接戦メルセデスのジョージ・ラッセルが1分23秒334で最速。ランド・ノリスとはわずか0.004秒差、3番手フェルスタッペンまで0.124秒と、上位勢は極めて僅差。FP3から予選への流れを占う上で、トップ10が3 tenths 以内という異例の大接戦となった。■ ノリスとピアストリ、マクラーレン勢は依然強力も小さな乱れもノリスはFP3でも高い競争力を示したが、ターン出口で角田裕毅と危うい場面があり、動揺を誘う瞬間も。またピアストリはセクター1・2で強さを見せつつも細かなミスが響き5番手。とはいえ予選に向けて「倒すべきはノリス」の構図は不変。■ 角田裕毅とアントネッリがピットレーンで接触、双方に調査ピットレーンでの同時リリースが重なり、アントネッリが角田裕毅の車体側面に接触。アントネッリはフロントウイングを失い、角田の側もサイドポッドやフロアに潜在的ダメージの可能性。セッション後にスチュワード調査対象となっており、予選に影響が出る可能性もある。■ ハミルトンがターン9でクラッシュ、フェラーリは予選前に修復作業へルイス・ハミルトンはターン9でスピンし、フロント右サスペンションを破損して赤旗の原因に。マシンは挙動が不安定で、路面温度・空力乱流・縁石の踏み方など複合要因が影響した模様。フェラーリは短時間での修復作業を強いられる。■ ベアマンとキック・ザウバー勢が引き続き好調、上位を脅かす存在にハースのオリバー・ベアマンは「insane」と表現した好フィーリングを維持し7番手。ザウバー勢もボルトレト11番手、ヒュルケンベルグ13番手と、ミディアム主体の走行でも上位圏内を確保。中団勢が予選でトップ10争いに食い込む気配が濃厚。■ 王者争い3名がそろって上位、予選は“全員に勝機”の展開へノリス(2番手)、フェルスタッペン(3番手)、ピアストリ(5番手)と、タイトルを争う3名はいずれも0.26秒以内に収まった。FP3時点での勢力図は読みづらく、セッションごとに変動する流れ。タイトル決戦の予選は、誰がポールを奪っても不思議ではない状況となっている。2025年F1 アブダビGP フリー走行3回目 結果・タイムシートPosNoドライバーチームタイムGAPLAP163ジョージ・ラッセルメルセデス1分23秒334 1424ランド・ノリスマクラーレン1分23秒3380.0042031マックス・フェルスタッペンレッドブル1分23秒4580.12415414フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分23秒5850.25117581オスカー・ピアストリマクラーレン1分23秒5930.25917631エステバン・オコンハース1分23秒6050.27119787オリバー・ベアマンハース1分23秒6090.27516816シャルル・ルクレールフェラーリ1分23秒6750.34128912アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分23秒7070.373141023アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分23秒7220.388181198ガブリエル・ボルトレトザウバー1分23秒7910.457161255カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分23秒8110.477181327ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分23秒8700.536171418ランス・ストロールアストンマーティン1分23秒8950.561191530リアム・ローソンレーシングブルズ1分23秒9470.61316166アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分23秒9790.645171710ピエール・ガスリーアルピーヌ1分24秒0720.738191844ルイス・ハミルトンフェラーリ1分24秒4701.13681943フランコ・コラピントアルピーヌ1分24秒5011.667182022角田裕毅レッドブル1分24秒6931.35910
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