2025年F1アブダビGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。12月5日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリのフリープラティスが行われた。トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は17番手タイムで初日のセッションを終えた。
■ ノリス完璧の金曜 ― FP1・FP2ともトップでタイトル戦へ最高の滑り出しランド・ノリスはFP1に続きFP2でも最速。FP2では 1分23秒083 をマークし、フェルスタッペンに0.363秒差をつけて首位。ジョリオン・パーマーも「最高の金曜だ」と称賛し、マシンの完成度と本人の落ち着きが際立つ1日となった。■ フェルスタッペンは巻き返し可能 ― 中高速域で強さ、決勝重視のロングランへフェルスタッペンはFP2で2番手(1分23秒446)。高速域での安定性は高く、スナップの場面もあったが大きな問題なし。レッドブルは早めにロングランへ移行し、タイヤマネジメントと決勝ペースを重視。単発タイムで劣っても、日曜に向けての準備は整っている印象。■ ピアストリは11番手と出遅れ ― FP1欠場の影響か、ロックアップでクリーンラップ逃すピアストリは 11番手(1分23秒763)。ターン6でのロックアップによりソフトにフラットスポットができ、アタックがまとまらず。FP1をオワードに譲った影響もあり、週末序盤は慎重な立ち上がりに。ザク・ブラウンは「必ず上げてくる」と信頼を示しており、土曜日の巻き返しに注目。■ ベアマン4番手&ヒュルケンベルグ5番手 ― 中団勢が上位に食い込み混戦必至ハースのオリバー・ベアマンが 4番手(1分23秒501)、ニコ・ヒュルケンベルグが 5番手(1分23秒550) と躍進。ベアマンは無線で「クルマが信じられないほど良い!」と興奮気味。中団勢が接近しており、チャンピオンシップだけでなく賞金が関わる6〜9位争いも週末の展開に影響しそうだ。■ 角田裕毅は17番手 ― ロングラン中心で順位以上の内容角田裕毅は 17番手(1分24秒303)。アタックラップは理想的ではなかったが、ミディアム中心のロングランでデータ収集に徹した内容。レッドブルとしては決勝への準備が最優先で、角田のプログラムもその方針に沿う形。土曜日のセットアップ調整で上位への接近を狙う。■ トラフィックと風がカギ ― Q1は混雑必至、小さな運がタイトルを左右金曜は多くのドライバーが渋滞に巻き込まれ、アントネッリ、ボルトレト、さらにはルクレール兄弟までが被害に。強い風も噂され、ターン1やターン6ではスナップが多発。予選Q1は20台全車が走るため最も混雑し、タイトル争いの明暗を分ける“運”の要素も大きくなる見込みだ。2025年F1 アブダビGP フリー走行2回目 結果・タイムシートPosNoドライバーチームタイムGAPLAP14ランド・ノリスマクラーレン1分23秒083 2821マックス・フェルスタッペンレッドブル1分23秒4460.36331363ジョージ・ラッセルメルセデス1分23秒4620.37928487オリバー・ベアマンハース1分23秒5010.41828527ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分23秒5500.46728698ガブリエル・ボルトレトザウバー1分23秒5700.4872876アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分23秒6570.57428816シャルル・ルクレールフェラーリ1分23秒6580.57531914フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分23秒7080.625271012アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分23秒7500.667281181オスカー・ピアストリマクラーレン1分23秒7630.680281218ランス・ストロールアストンマーティン1分23秒8320.749291355カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分23秒8720.789311444ルイス・ハミルトンフェラーリ1分23秒9390.856281523アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分23秒9500.867321631エステバン・オコンハース1分23秒9580.875261722角田裕毅レッドブル1分24秒3031.220281830リアム・ローソンレーシングブルズ1分24秒4741.391311910ピエール・ガスリーアルピーヌ1分24秒7711.688282043フランコ・コラピントアルピーヌ1分24秒9631.88029
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