2021年 F1世界選手権 第22戦 F1アブダビGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)「もちろん今日のようなパフォーマンスができるのはいいことだけど、明日もそれが続くとは限らない。明日のレースはとても激しい戦いになると思う。決勝はミディアムタイヤでスタートを予定していたけど、タイヤにフラットスポットを作ってしまったために、ソフトで行かざるを得なかった」
「ただ、ロングランでのソフトタイヤの感触は悪くなかったので、明日のレースでもうまく作用してくれることを願っている。これまで、マシンからはいい手応えを感じていますし、フリー走行を通して改善をすることもできた。すべてがうまくいっていると思うし、特にチェコ(ペレス)からトウをもらえたことが一番助けになった。彼はすばらしいチームメートであり、彼と一緒に戦えていることに感謝をしている。明日はいいスタートを切って、最高のレースをしたい」2番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「まず、今日のマックスは素晴らしいアタックをした。最終的に、僕たちはそのタイムに対抗できなかった。彼は素晴らしいアタックをしたけど、僕らはよいポジションにいる。明日のタイヤであれば、良いレースができるはずだ。Q3の最初のアタックでは、最終コーナーとターン5でタイムをややロスしたけど、最後のアタックはクリーンだった。あれ以上速くは走れなかった。アウトラップのタイヤの準備のせいなのかどうかわからないけど、あのタイムには対抗できなかった。だから、彼はポールポジションに相応しい。それでも明日はフロントローから違うタイヤでスタートするし、彼の位置を確認できるのでそこから頑張りたい」3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「とても嬉しい。今日は3位になると思っていなかったけど、マシンは予選に向けてよい状態だったし、Q3の2回目のアタックで重要なときにとてもよい走りができたと感じた。すべてがまとまった。明日、大量ポイントを獲得するよい順位になった。興奮しているし、レースを楽しみにしている。レースは厳しいものににだろうけど、全力を尽くしたい」4番手:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)「今日のQ3での動きを含めたチームワークは、すばらしかったと思う。チームがこうした結果を残せてうれしいし、マックスがポールポジションを獲れてよかった。マックスとチームとはトウについて話し合っていて、最高の形でできた。タイミングは非常に難しく、近づきすぎればダウンフォースを失ってロスになってしまう。それが完ぺきにできたし、もしもう一度やったとしても、失敗に終わってしまうとかもしれない。今週末はチーム全員が多くの仕事を果たしてここまで来た。僕たちは思いきりプッシュしているので、それがうまくいって満足している。僕の4番グリッドというのはあまりいい位置ではないけど、今日重要なのはそこではなかった。最終コーナーでタイムを失って3番手を逃したけど、痛手ではないし、明日まだできることがたくさんある。僕の目標は前のマシンと違いを生み出すことで、ランド(ノリス)をスタートで捕まえられれば、序盤からマックスのサポートができると思う。ソフトタイヤでスタートすることで、多くの選択肢がある。長い戦いになるはずなので、スタートタイヤが大勢を決することはあまりないと思う。明日は最高のレースが戦えるはずだ」5番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)「今日の自分のパフォーマンスにはかなり満足している。昨日の金曜日は久しぶりに苦戦を強いられたけど、うまくリカバリーできた。競争力のあるマシンに仕上げるのにハードワークしてくれたチーム全体に感謝したい。このセッションでは、自分の予選がシーズン序盤からかなり進歩したことが確認できた。セクター3が鍵だった。最初の2つのセクターでタイヤを使いすぎないようにして、最後に攻めることで良いラップになる。タイムシートを見れば、前のランド(ノリス)との差が100分の数秒だったので、さらに上位にいけたかもしれない。明日のレースでは追い抜きが簡単ではないけど、彼と良いバトルができるようにベストを尽くして、いくつか順を上げていきたい。フェラーリでの最初のシーズンをいい形で締めくくりたい。さあ、レースだ!」6番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「もっと上位のグリッドを期待していた。トリッキーな予選だった。Q1は良かったし、Q2はまずまずだったけど、Q3ではあれ以上更新できなかった。僕のセッティングは予選向きというよりも間違いなくレース向きにしているので、路面のグリップが上がってもタイムが伸びず、ちょっと限界に達してしまった。明日に向けてのセッティングには満足しているし、エキサイティングなレースになるはずだ。ミディアムタイヤでスタートするので、戦略面でも違った選択ができる。やろうと思えば第1スティントを長くできるけど、ソフトだとそうはいかない。だから、面白いレースになるだろう。全体的にベストな結果ではないにしろ、明日は間違いなく取り戻せる。さあ勝負だ」7番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「今日はもっと上位になれるポテンシャルがあった。セクター1と2はとてもうまくまとまったけど、おそらくあまりに攻めすぎて、最終セクターに到着した頃にはグリップがなくなっていた。残念だだけど、仕方がない。レースペースは強いので、今シーズン最後のレースですべてをまとめることができるだろう」8番手:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)「今のところいいレースウイークを過ごせていますが、今日はフラストレーションが溜まる日でした。Q3のアタックラップでトウを使わなくてもいいタイムを出せていたにも関わらず、トラックリミットでタイム抹消となってしまいました。このレースウイークで自信を取り戻すことができ、その結果が走りにも表れていると思います。バーレーンでの開幕戦以来、一番自信を持って走れているとてもポジティブなレースウイークです。Q2で記録したラップにはとても満足しています。明日の決勝はミディアムタイヤからのスタートとなり、いい選択ができたと思います。予選の力強さからシーズンを締めくくるのにふさわしい方向へ進めているので、明日はすべてをまとめて結果につなげられるよう戦います」9番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)「ポジティブな日だったと思う。再びQ3に進めて9番手を獲得できてうれしい。これが最大限の結果だと思う。すべてがうまくいって、走るたびに、少しずつタイムが良して...
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