角田裕毅が2025年F1ラスベガスGPで使用するスペシャルヘルメットを披露した。デザインを手がけたのは、ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト兼起業家のケント・ヨシムラ氏。日本にルーツを持つ2人のコラボレーションにより、とした印象的なヘルメットが完成した。
角田裕毅は「ラスベガスには特別なヘルメットが必要だ」と語り、ヨシムラ氏への感謝を伝えている。レース後にはこのヘルメットがオークションに出品され、収益はすべて脊髄損傷研究を支援する慈善団体「Wings For Life」へ寄付される。ケント・ヨシムラ氏が語る“金継ぎ”デザインの意図デザインを担当したヨシムラ氏は、2人が共有する“日本のルーツ”がテーマに深く関わっていると明かした。「僕たちはどちらも日本のつながりを持っているし、このヘルメット自体がユウキを表現している」と語り、その中核に据えたのが“金継ぎ(Kintsugi)”の精神だという。「挑戦、レジリエンス(逆境からの回復力)、そして壊れたものが金で継がれることでより美しくなるというテーマで全部が一つにつながっている。僕の地元ラスベガスのレースでユウキがこのヘルメットをかぶってくれるなんて、本当に光栄だ」とコメントした。角田裕毅「僕のお気に入り。青と金の色合いが完璧」角田裕毅自身もこのデザインに強い愛着を示している。「僕はすごく興奮している。僕にとってこれは最高のヘルメットだ。青と金を見た瞬間、特にあの色の組み合わせが本当に気に入った」と話し、レースで使用するのが待ちきれない様子だ。「お気に入りだよ。あのヘルメットでサーキットに出るのが待ちきれない。本当にワクワクしてる。さあ行こう」と締めくくった。