角田裕毅は、前戦バクーでのポイント獲得を「運ではなく実力で得た」と振り返り、自信をさらに深めたと語った。今週末のシンガポールGPでは昨年も好感触を得ていたことから「楽しみ」とし、改めて強い意気込みを示した。また、レッドブル・レーシングのコンストラクターズ争いやフェルスタッペンのタイトル挑戦についても「状況次第でチームを助ける判断をする」と冷静に述べ、チーム全体の利益を優先する姿勢を見せている。
Q:バクーでの手応えをどう感じていますか?角田裕毅:バクーはこれまでのレースと少し違って、ただ運で得たポイントではなかったんです。自分の力でつかんだ感覚があって、それが自信につながりました。これまで以上にワクワクしているし、モチベーションも高まっています。このコースも大好きで、去年は予選ですごく楽しめたので、走るのが待ちきれないですね。Q:残りのシーズンではフェルスタッペンを助けることも考えていますか?角田裕毅:もちろんドライバーとしては常にチームメイトに勝ちたい気持ちがあります。でも、彼はいまチャンピオン争いの先頭に立っていますし、自分とは状況が違います。マクラーレンと戦っているときに自分がチームに貢献できるなら、それがベストだと思っています。そういう場面では協力することも考えています。Q:今のマシンでシンガポールで勝てる可能性はありますか?角田裕毅:ここには特別なアップデートは持ち込んでいませんが、低ダウンフォース寄りのサーキットは僕たちのマシンに合っていると思います。バクーもいい例でした。シンガポールはバンピーで、これまではあまり得意ではなかったけれど、いまはセットアップの方向性も良くなっていて、新しいことを試す意欲も高いです。予選でしっかりまとめれば、いい結果につながると信じています。Q:週末に向けた自信は?角田裕毅:ここ最近で一番自信を感じています。まだ課題はあるけれど、チームと一緒に常に新しいことを見つけて挑戦できているので、すごく前向きです。今週末もすべてを出し切って、いいリザルトを残したいです。
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